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Q&A

記事ID : 15320

FAQ:Sino Biological(SIN)社 製品について

【01】 タンパク質はなぜ凍結乾燥なのですか?凍結乾燥はタンパク質の特性に影響しますか?

凍結乾燥(フリーズドライ)技術は、タンパク質の安定性を増加させ保存期間を延長し、輸送コストを減少させるための応用です。凍結乾燥は、活性の減少やタンパク質の凝集の原因となるかもしれません。しかし、保護剤(安定剤、添加剤)を加え、凍結乾燥条件を適切にコントロールすることで、大部分のタンパク質のそのような負の影響を最小限にすることができます。

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【02】 なぜ凍結乾燥前に保護剤をタンパク質溶液に加えるのですか? SinoBiological社製品に添加されている保護剤は何ですか?

保護剤(安定剤)は、凍結乾燥および長期保存からタンパク質を保護するために添加されます。タンパク質は、凍結乾燥することにより様々なストレスにさらされ、活性の減少、凝集、変性などの原因になるかもしれません。保護剤は、非結晶のガラス状態、水置換、タンパク質の水素結合、物理的な希釈、タンパク質分子の分離などを含むいくつかのメカニズムによってストレスを軽減させます。トレハロースは、非還元の2糖で、乾燥期間の延長の間の生体分子や微生物の安定化の能力があるとよく知られています。マンニトールもまた広く使用されている安定剤で、バルク剤の凍結乾燥過程に用いられます。凍結乾燥中のいくつかのタンパク質の凝集を低減することが報告されています。

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【03】 凍結乾燥品をどのように溶解しますか? 滅菌水、PBS,他のバッファーを使用するべきですか?

SinoBiological社では、溶解には、滅菌水の使用を推奨します。滅菌水の推奨の容量をバイアルに加え、優しく撹拌し、タンパク質を完全に溶解します。激しく混ぜるのは避けてください。濃度や溶解量が少ない場合は、PBS中の塩を含めなないものとしてPBSまたは他のバッファーも溶解液として使用することができます。可能であれば、他の溶解液と結果を比較することを提案します。

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【04】 なぜいくつかのタンパク質はタグが融合されているのですか?

タンパク質タグの初期使用は、タンパク質の精製目的です。また、タグはウェスタンブロットやELISAなどいくつかのアプリケーションにおいて、特異的な抗体がない場合にタンパク質の検出などに用いられます。また、Fcタグは、分子を安定化させ、結合したタンパク質の半減期を増加せるかもしれません。Fcフラグメントは、2量体を形成する蛍光があり、生理活性二量体を形成するために特に受容体のタンパク質をリンクするのに役立ちます。SinoBiological社はまた、ヒトIgG1Fc部位(10702-HNAH)とマウスIgG1Fc部位(10690-MNAH)を持っており、コントロールとして購入することができます。

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【05】 タンパク質タグは、タンパク質の活性に影響しますか?

ケースによって異なります。いくつかのアプリケーションにおいては、HisタグやFlagタグなどの小さなタグは、タンパク質の活性に影響はないかもしれず、除去する必要はないでしょう。例として、100構造以上のHisタグタンパク質がタンパク質データバンクにあります。これによれば、小さなHisタグはタンパク質の正しいフォールディングを妨げないことが示唆されています。また、テストされた活性の結果は、SinoBiological社のタンパク質ウェブページにリストされていますので、もしタグがタンパク質活性を妨げないか懸念がある場合はご参照ください。もしタンパク質活性データがオンラインになく、活性がご自身の実験において極めて重要である場合は、お問い合わせください。

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【06】 SinoBiological社製品はCoAに記載されている以外のアプリケーションにも使用することができますか?

もし特異的なアプリケーションがCoAにリストされておらず、SinoBiological社でテストされていない場合は、お問い合わせください。そのアッセイが可能であるかまたは文献情報があるかを確認します。

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【07】 どのように製品を保管すべきですか?

凍結乾燥タンパク質は、受け取った日から-20℃から-70℃で少なくとも12ヶ月は安定です。溶解したら、タンパク質は2℃から8℃で少なくとも1ヶ月は活性の減少なしに保存できるでしょう。溶解したタンパク質は、-20℃から-70℃のディープフリーザーで小分けにして6か月間、活性の減少なしに凍結保存することができます。凍結融解サイクルを繰り返すことは避けてください。cDNAは2℃から8℃で少なくとも6ヶ月間保存できます。

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【08】 タンパク質や抗体の量はどうやって決定していますか?

通常、SinoBiological社ではタンパク質や抗体の濃度をUV吸収の測定によって決定しています。タンパク質や抗体の濃度は、それぞれの減衰係数を用いて計算されます。また、BCAやSDS-PAGE、HPLCや他の方法もタンパク質や抗体の量を決定するために用いられています。

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【09】 私のアッセイによって算出されたタンパク質の量とラベルに記載されている量が異なります。

異なるアッセイにより量の結果は異なってきます。お客様がことなるアッセイを行った場合、その相違が著しいことがあるかもしれません。また、タンパク質が保存の過程で凝集体を形成する可能性があり溶解や遠心後のロスの原因となることがあります。SinoBiological社ではタンパク質および抗体のそれぞれのバッチの品質コントロールを行っています。しかしながら、同じバッチ間でも少しのバイアルは同じではないことが必ずあります。この事例はめったになく、SinoBiological社では品質コントロールに励むことで最小限に抑えます。

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【10】 SinoBiological社のELISAキット中で提供される材料は?

現在のSinoBiological社のELISAキットは、キャプチャー抗体、検出抗体、スタンダード(リコンビナントタンパク質)を含みます。他のバッファー溶液と基質ストック溶液がデベロップメントタイプのサンドイッチELISAには必要となります。

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【11】 それぞれのELISAキットで何サンプル検出することができますか?

それぞれのキットには96ウェルプレート5枚分のELISAアッセイを行うのに十分な材料が含まれています。CoAを参照してください。

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【12】 SinoBiological社の抗体はどのように保存すべきですか?

特定の推奨保存条件についてはCoAに記載されています。SinoBiological社では全ての抗体を分注し-20℃以下で保存することを推奨しています。また、凍結融解サイクルは抗体活性に影響を与えますので避けてください。抗体がデータシートに記載されている保存条件で保存されていなかった場合、SinoBiological社では抗体のパフォーマンスを保証することはできません。

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【13】 SinoBiological社の抗体の保存期間は?

データシートに記載されていな限り、大部分のSinoBiological社の抗体は受け取った日から活性の減少なしに2℃から8℃で1ヶ月、または-20℃から-70℃で12ヶ月安定です。凍結融解サイクルは避けてください。

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【14】 SinoBiological社の抗体はどのように供給されますか?

全てのSinoBiological社の抗体は液状です。これは室温で行う輸送過程においても安定であります。SinoBiological社では全ての抗体の安定性と活性を7日間-20℃、室温、37℃でテストしています。この3つの条件下で同じ活性で安定であることが分かっています。より詳細な情報は以下URLをご参照ください。

http://www.sinobiological.com/Stability-of-our-antibody-a-1393.html

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【15】 抗体の抗原配列を提供できますか?

CoAに抗原として使用されたリコンビナントタンパク質のカタログ番号が記載されています。

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【16】 興味のある抗体が、自分の興味のある種で検証されていません。抗体は働くでしょうか?

SinoBiological社では、テストされていない種に対しての抗体のパフォーマンスを保証することはできません。SinoBiological社では、抗体作製のために使用された配列に基づき推測をすることはできます。しかしながら、たとえ高い配列相同性であっても交差反応性を保証することはできません。検証されていない種に対する抗体のテスト結果をシェアしていただけますと幸いです。

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【17】 SinoBiological社の抗体はアプリケーションの欄にリストされていないアプリケーションにも働きますか?

SinoBiological社のウェブサイトを訪問することによりそれぞれの抗体のテストされたアプリケーションを見つけることができます。SinoBiological社ではテストされていないアプリケーションは掲載しておりません。検証されていないアプリケーションでの抗体のテスト結果をシェアしていただけますと幸いです。

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【18】 私の実験で抗体はどの程度希釈したら良いですか?

SinoBiological社では大部分の抗体のデータシートに希釈率の提案をリストしています。ただし、この希釈率は推定であってスタートポイントとして推奨されるのみです。実験結果によって希釈率を調製する必要があるかもしれません。

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【19】 SinoBiological社のcDNAのクローン化のためにベクターに入れる際に使用した制限酵素は? サブクローン化するためにそれらのサイトを再使用することは可能ですか?

pMD18-T単純ベクターのcDNAはTAクローニングで、マルチクローニングサイト(MCS)は使用できません。それゆえに、他のベクターに興味のあるcDNAを挿入するサブクローン化のために特異的なPCRプライマーを用いる必要があります。pGEM-TベクターのcDNAは、TAクローニングです。しかしこのベクターにはMCSもあり利用可能です。それゆえに、制限酵素による消化またはPCRのどちらかを挿入されたcDNAのサブクローン化に用いることができます。Vector 3はMCSを持っています。それぞれのVector 3クローンに使用されている制限酵素とマップはデータシートに示されています。

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【20】 pMD18-T Simle Vectorにクローン化されたcDNAはLacZ遺伝子と同じですか?

pMD18-T Simple Vectorは、TA-クローニングベクターで、cDNAの挿入方向はコントロールされません。インサートはどちらの方向にもなり得ます。

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【21】 フィルターペーパーからcDNAサンプルを得る方法は?

Whatman FTA溶出カードからマークされた円の部分を切り取ります。フィルターペーパーを150-200 μLの滅菌水を入れた1.5 mLのマイクロチューブに移します。フィルターペーパーが完全に滅菌水に浸るようにしてください。チューブを95℃で15-30分間インキュベートします。インキュベーション後、パルスボルテックスまたはチューブを60回優しくタップします。30秒間軽く遠心し、上清を回収します。上清は精製されたDNAを含みます。DNAはPCRや形質転換に直接使用できます。

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