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Q&A

記事ID : 5196

Q&A : Quansys Biosciences Q-Plex™ CytokineArraysについて

【01】 このアレイはどのような機能を持った商品ですか?

Q-Plex™ ELISA Arrayは、豊富な種類のマウスまたはヒトのサイトカインに対する捕捉抗体が非接触プリントされたアレイです。96ウェルプレートの個々のウェルへ抗原 標準やサンプルを加えます。培養と洗浄後に、プレートへビオチン標識した抗体混合液を加えます。その後、ストレプトアビジン-HRPで培養し、CCD撮影 装置で化学発光基質を加えて生産される発光を捉えます。個々のスポットからの化学発光シグナルは、CCDカメラを用いて測定します。画素強度値を用いて標 準曲線を作成し、未知サンプルの画素強度値と個々の標準曲線とを比較して濃度を算出します。

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【02】 結果を定量できますか?

はい。このアレイは通常、5点標準曲線を使用することで、サンプルを正確に定量することができます。この5点標準曲線は、個々のサイトカインの測定に関する生物学的な範囲を包囲するようにデザインされています。

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【03】 標準曲線は、それぞれのサイトカインの最低検出限界(LLD)までの範囲を含んでいますか?

いいえ。測定項目サイトカインに対して通常の5点標準曲線がLLDを範囲まない場合もあります。LLDを含む標準曲線を作成したい場合は、混合抗原(標準物質)を追加希釈して使用してください。

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【04】 あるサイトカインに対しては高い反応が予測される一方で、別のサイトカインに対しては低い反応性が予測される場合、サンプルの希釈はどのようにすればよいですか?

各々のサンプルに対して段階希釈で3サンプルずつ作成し、テストすることを推奨します。たとえば、未知のサイトカイン濃度に対して細胞培養の上清をテストする場合は、一般的に1:2、1:10、および1:50希釈を行います。

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【05】 分析説明書に示されている標準曲線は、Y軸に画素強度、X軸に濃度が使われています。使用するCCDカメラを変えると画素強度も異なり、アッセイに影響を与えてしまうのでしょうか?

はい。CCDカメラを変えると、カメラの感受性に基づいて画素強度も異なります。しかし、画素強度は相対値ですので、このことがアッセイの性能または標準曲線作成には影響しません。

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【06】 1回のアッセイで96ウェルプレート全部を使わなくてはならないのでしょうか?

凍結乾燥した試薬を溶解したら、すぐに使用してください。96ウェルプ レートを数回に分けて使用したい場合は、溶解した抗原スタンダードをすぐに分注し、-20℃で凍結保存してください。キット内容物はすべて、溶解後一週間 以内にご使用ください。一度開封・溶解した試薬類(キット構成品)は、取扱説明書に従い適切に保管してください。

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【07】 一度開始したアッセイを途中で中断することはできますか?

いいえ。最もよい結果を得るためには、一度アッセイを開始したら作業を最後まで行うことを推奨します。CCDカメラによる結果の読み取り後は、ご都合に合わせてデータ解析を後で行うことができます。

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【08】 このアッセイを行うにあたり、どのような装置が別途必要になりますか?

ピペットとCCD撮影装置が必要です。その他に、よい結果を得るためには自動プレートウォッシャーを使用することをお勧めいたします。

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【09】 Q-Plex™ ELISAプレートを撮影するには、どのようなCCD撮影装置が使用できますか?

Q-Plex™ ELISAアレイプレートは、Alpha Innotech Fluorchem SP、Kodak 4000 MM、Fujifilm LAS-3000、Bio-Rad Versa Doc 4000やその他多くのCCDイメージングシステムやゲルドキュメンテーションシステムで読み取りを行うことができます。光遮蔽ボックス付きで、最低12 ビット出力以上の冷却および非冷却CCDカメラが画像化に適しています。トップから画像化する場合はレンズからプレートまでが最低19インチ、または底か ら6インチの光遮蔽ボックス付き高解像度カメラがこのアプリケーションには理想的ですが、必須ではありません

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【10】 CCD撮影装置で撮影したデータは、どのように解析するのですか?

このソフトウェアでは、プレートの画像を開き、スポットに印をつけ、プ レート上の個々のスポットの画素強度を分析することができます。このソフトウェアは、自動的にスポットを検出したりまたは詳細なデータ(標準曲線プロット または統計解析)の報告を提供したりするものではありません。より詳細な解析およびデータ管理には、MicrosoftR ExcelRまたは同様のプログラムにエクスポートする必要があります。

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【11】 Q-Plex™ アレイでは、どのようなサンプルを使用することができますか?

Q-Plex™ アレイは、血清、血漿、全血、尿、細胞および組織溶解液(FBS、1%NP-40、1%Tween、1%Triton X-100、ヘパリン(30mg/ml)、1M尿素、20mM EDTA、20%クエン酸塩の干渉がないサンプル)に使用できることを試験済みです。SDSはこのアレイにおいてアッセイに干渉するので使用しないでくだ さい。また干渉を防ぐため、ヒト抗体を含むヒトサンプルは、付属のサンプル希釈バッファーで1:2に希釈してください。組織ホモジネートまたは細胞溶解液 を用いる際は、アッセイ前にサンプルを遠心分離して上清を使用することを推奨します。組織ホモジネートを使用する際は、タンパク質フリーのバッファーでサ ンプルを調製することで、サイトカイン応答を正しい総タンパク質に対してアッセイすることができます。

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【12】 Q-Plex™ アレイでは、どのくらいのサンプル量を必要としますか?

Q-Plex™ アレイは、1ウェルあたり30μl(希釈後サンプルとして)必要です。マーカー発現量が高いと予測される場合は、サンプル量を減らして使用します。マウス のサンプルは希釈せずに使用できますが、ヒト抗体を含むヒトサンプルは、アッセイを実行する前にサンプル希釈液で1:2に希釈する必要があります。

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【13】 Q-Plex™ プロトコール完了までにどのくらいの時間がかかりますか?

多くのプロトコールは、完了までにかかる時間はわずか2.5時間です。プレートを画像化したら、データ解析は後で行うことができます。

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【14】 異なる時期にアッセイしたサンプルを比較したいのですが、Q-Plex™アレイの変動値はどれくらいですか?

Q-Plex™ ELISAアッセイは、キットのロット間変動係数が15%CV以下で、既知サンプル同士をコントロールとして比較した場合には、25%以下の誤差で有効でることが検証されています。

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【15】 構造未知または機能未知のタンパクを測定したい、または、現在Quansysで販売していない珍しい種類のサイトカインを測定する必要があります。Quansysは、私のためにアッセイを構築できますか?

Quansys Bioscienceでは、お客様のご希望に合わせたカスタムキットの作成にも対応しております。ご希望の詳細については弊社へご連絡ください。

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