プロトコールには染色過程の順番が記載されていますが、ご希望の色数に対応させるためには、抗体/検出/発色ステップの追加・省略の必要があります。多重染色時の抗原選択、インキュベーション時間はスライドごとに注意が必要です。ブロッキングステップの追加が抗体アプリケーション間で必要になる場合もあります。
本プロトコールではホルマリン固定パラフィン包埋されたヒト扁桃腺切片について、マウス抗ヒトマクロファージ(CD68)モノクローナル抗体、ウサギ抗ヒトλ鎖ポリクローナル抗体、ウサギ抗ヒトκ鎖ポリクローナル抗体、マウス抗ヒトサイトケラチン (高分子量)モノクローナル抗体を使った、四重染色の方法を記載しています。