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技術情報

セルバイオラボ社 アデノ随伴ウイルスによる遺伝子デリバリー

記事ID : 10867

4. アデノ随伴ウイルスのトランスダクション


※ここに掲載したプロトコールは、2013年4月現在のものです。実際にご使用される際には、キット及び試薬のプロトコールに準じて実験してください。

アデノウイルスの一般的なワークフロー

使用するキットおよび試薬

ViraDuctin™ AAV Transduction Kit (品番:AAV-200)
【構成内容】
1. ViraDuctin™ AAV Transduction Reagent A (20X) 1mL
2. ViraDuctin™ AAV Transduction Reagent B (100X) 20mL

プロトコール

※下記のプロトコールは、6-wellまたは35mmのディッシュで接着細胞を培養した場合のプロトコールになります。他のプレートをご使用の場合は、下記の表に従って下さい。

Culture Dish 96-well 24-well 12-well 6-well or 35mm 60mm 10cm
ViraDuctin AAV Reagent A (20×) (μL) 5 25 50 100 250 500
ViraDuctin AAV Reagent B (100×) (μL) 1 5 10 20 50 100
Complete Culture Media (μL) 94 470 940 1880 4700 9400
Final Reagent Mixture (μL) 100 500 1000 2000 5000 10000

1. トランスダクションの前日に、トリプシン処理し、細胞をカウントします。
1-4×105 細胞を2.0-3.0mLの培地で6ウェルプレートに播きます。
細胞を37℃で一晩インキュベートします。
2. トランスダクションを行う日にViraDuctin™ AAV Transduction Reagent を室温で10分間温めます。
3. 滅菌したチューブで、100μLのViraDuctin™ AAV Transduction Reagent A (20X) と20μLのViraDuctin™ AAV Transduction Reagent B (100X)をゆっくり混ぜます。
4. 5分間、室温でインキュベーションします。
5. 1.88mLの新しい培地をViraDuctin™ Reagentの混合液に加え、ゆっくり混ぜます。
6. 室温で5分間インキュベーションします。
7. 準備した細胞を取り出し、培地を除去します。ViraDuctin™ TransductionReagent 混合液全量を加えます。
8. 37℃で一晩インキュベートします。
9. 細胞から注意して培地をアスピレートします。
10. 2mLの新しい培地で2回洗浄します。
11. AAVストックを含む培地1mLをウェルに加えます。37℃で1-2時間、30分ごとにやさしく混ぜ、インキュベーションします。

お問い合わせ

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては
使用しないように、十分ご注意ください。


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