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技術情報

EY社 レクチンプロトコール

記事ID : 5185

プロトコールとトラブルシューティングガイド

5. アルカリフォスファターゼ酵素活性の分析

メーカー名: EY

化学的原理

オルトリン酸モノエステル + H2O → アルコール + H3PO4

分析用試薬

バッファー: 0.1 M Tris buffer, pH 8.0および、1.0 M Tris buffer, pH 8.0
酵素: 0.1 M Tris bufferで希釈。使用可能希釈範囲:5-20 μg/ml
基質: 0.001 M p-nitrophenylphosphate (P-NPP) in 1.0 M Tris, pH 8.0

操作手順

1. 反応用チューブとコントロール用テストチューブに、基質を2.9 mlずつ加えます。

2. 0タイムは、反応用チューブに希釈済み酵素を100 µl、もしくはコントロール用チューブにTrisを100 µl添加した時です。その後、しっかりと混合します。

3. 15秒ごとに3分間、OD 410を測定し記録するか、5.0 M NaOHを100 µl添加して反応を停止させ、3分後に終点を読みとります。

4. OD 410の測定値は、1分間当たりの吸光度の変化率を決定するために用います。

酵素活性の計算法

活性1unitは、25°Cで1分間に1 µmolのP-NPPを分解する酵素量とします。P-NPPのモル吸光係数は、1.62 x 104 cm-1です。

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