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植物バイオから広がる科学の不思議な世界

2013年度 第10回 公開講座応援団

福岡教育大学 公開講座レポート
「植物バイオから広がる科学の不思議な世界」

2013年8月〜2014年3月にかけて、出張講座を含む計6回の公開講座が福岡教育大学にて開設されました。子供から一般の方までを対象とした本講座は毎年、大変評判が良く、今後も継続が望まれています。子供たちのサイエンスへの興味・関心を高めるためには、五感にうったえることが非常に有効です。学校現場や家庭でもできる楽しいバイオ実験の様子を覗いてみましょう!!

各講座の日程および内容

2013年8月9日(金) 福岡教育大学 自然科学教棟にて
「植物バイオから広がる科学の不思議な世界」

午前中のテーマ;パセリの色が光る?! いろいろなものを光らせよう!
パセリから光合成色素を抽出 パセリから光合成色素を抽出し、薄層クロマトグラフィー(TLC)を用いて光合成色素の組成を調べます。
パセリの色素(クロロフィル)が赤く光ります ブラックライトを当てると、不思議!!
パセリの色素(クロロフィル)が赤く光ります。
他の蛍光物質が光る様子も観察しました。
午後のテーマ;遺伝子DNAに関する実験
-マイクロサテライト多型検出法およびSTS-PCR法を利用したイネの品種判別-
イネの品種判別 あらかじめ複数のイネ品種から抽出したDNAを鋳型にPCRを行います。その後、DNA断片(PCR産物)の電気泳動〜染色を行うことで、イネ品種によるDNAの大きさの違いを確認します。(詳しくは昨年のWEBレポートにて説明しています)

<参加者の感想>

・ クイズもあって、楽しみながら学べたので、よかったです。またあったら来てみたいです。(小学5年生)
・ 今回は本格的な薬品を使った実験を体験でき、大変有意義でした。目の前でパセリの液が赤く光ったり、今まで知らなかったことも多くあり、興味がわきました。(保護者)
・ 実験に出てくる専門的な言葉は難しかったのですが、実験自体は分かりやすく参加できました。DNAは最先端の分野であると思うのですが、このように学習できてよかったです。(教員)

2013年9月1日(日)
福岡県福津市健康福祉総合センター(ふくとぴあ)への出張講座

空気の力でいろいろなものを浮かべよう

<空気の力でいろいろなものを浮かべよう>

ブロアーを使って、中身の入ったペットボトルを浮かべています。
これはドライヤーでも応用ができるので、家庭でもペットボトル以外のもので挑戦してみよう!!

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<空気の重さを感じよう>

ホールに巨大風船の出現です。
参加者全員がこの巨大風船に触れ、空気には重さがあることを実感しました。

その後は、エントランスホールに9つの実験コーナーが用意され、参加者は様々な体験をすることができました。特に、親子で実験を楽しむ様子が印象的でした。
イベントには約2,000人の来場者があり、成功裏に終えました。

2013年10月27日(日)  福岡教育大学 自然科学教棟にて
「教育大へ行ってみよう! サイエンス・ものづくり・音楽・体験教室」

<植物バイオから広がる科学の不思議な世界 講座内容>

・ くだもの電池で電球を光らせよう
・ ハーブティーを使って、びっくり!色が変わる実験
・ 紫外線でパセリの色素や身の回りのものを光らせよう
・ 遺伝子DNAの抽出実験 他

植物バイオから広がる科学の不思議な世界

<参加者の感想>

・ ブロッコリーで実験してみて楽しかったです。こんどはトマトでやってみたいです。(小学生)
・ 食器用洗剤とアルコールでDNA抽出できるのには驚きです。(保護者)
・ DNAは思ったよりも繊維っぽくてびっくりしました。スライムの作り方を知ったので、家でも作ってみたいです。(小学生)

2013年11月2日(土) 福岡県宗像市立自由ヶ丘南小学校への出張講座
南小にじいろフェスタにおける講座〜小学生のための科学実験〜

<講座内容>

・ スライムを作ってみよう
・ 植物やサインペンの色素を調べよう
・ 水を固める粉のふしぎ 他

南小にじいろフェスタにおける講座〜小学生のための科学実験〜

スライム作りは途中、材料が足りなくなるほどの盛況ぶりでした。また、水を固める実験は、水に吸水性樹脂を入れて固めるものですが、この仕組みが紙おむつや砂漠の緑化に活かされていることを知ると、皆の興味はさらに倍増!!実生活の中に科学が生かされていることを改めて実感することができました。

2013年12月16日(月)
宗像市立大島小中学校への出張講座 「科学の不思議な世界 in 大島」

地理的な理由から参加が難しい離島(大島)の子供達も、今年は出張講座にて科学の不思議について体験することができました。

<講座内容>

前半 電気の実験(静電気の発生とその性質)、光の実験(光の分光、偏光)
後半 実験コーナーで体験
      ・ ハーブティーを使った色が変わる実験
      ・ レモン電池で音楽を鳴らそう
      ・ ビタミンCのパワーで色を消そう 他

宗像市立大島小中学校への出張講座 「科学の不思議な世界 in 大島」

<参加者の感想>

・ 私は今日、知らなかったことがいろいろ学べてとてもうれしかったです。私が一番おもしろかったのは、静電気の実験です。みんなで手をつないで実験したのがたのしかったです。(小学4年生)
・ 私は2時間の実験を通して、すこしもの知りになった気分です。家に帰って家族にも教えてあげたいです。(小学6年生)
・ 私は理科が大好きなので、将来理科の先生になって、今日伊藤克治先生や大学生がしてくださったような実験をやってみたいと思いました。(中学2年生)

2013年3月8日(土)
福岡県古賀市民体育館への出張講座 「親子で遊ぼう!〜科学実験・『電気と光』」

1.発電機で豆電球,白熱電球の点灯実験(各自実験)
2.白熱電球・蛍光灯・LEDの明るさの比較(演示実験)
3.白熱電球,蛍光灯の光を分ける実験(各自実験)
4.光の三原色の実験(演示実験・各自実験)
5.偏光の実験(各自実験)

福岡県古賀市民体育館への出張講座 「親子で遊ぼう!〜科学実験・『電気と光』」

手回し発電機を回して豆電球や60ワットの白熱電球を点灯させる実験では、豆電球は手回し発電機1つで簡単に点灯しますが、60ワット電球は4つをつないで一生懸命回しても、わずかしか点灯しませんでした。電球によってこんなに違いがあることを、身を持って体験することができました。

主催者報告

今回は、初めて未就学児の親子を対象とする講座や離島への講座を行いました。大学での講座を2回と出張型講座4回を合計すると、約3,300名と多くの人に参加して頂くことができました。これらの講座を通して、内容的には基礎的なものから専門的なものまで、対象者は幼児から小・中・高校生、保護者・一般の方まで、幅広い年齢層に対して科学への興味・関心を高めてもらったことは最大の成果となりました。特に、出張型講座で行った福津市健康福祉総合センターと古賀市民体育館の講座では、親子で楽しく実験する様子が見られました。本年度も、「科学」を活用した親子コミュニケーションを広めることができたとおもいます。今後も、引き続き様々な機関・団体との連携を通して科学の一層の普及を図りたいと考えています。

福岡教育大学 理科教育講座

伊藤 克治 教授
山崎 聖司 准教授

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