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社長メッセージ

株主・投資家の皆様には、平素より格別のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。私たち、コスモ・バイオは、経営理念「ライフサイエンスの進歩・発展に貢献する」のもと、研究に携わるすべての皆様との信頼関係を礎に、「事業基盤の強化」と「新たな事業基盤の創出」に挑戦してまいります。代表取締役社長 櫻井 治久

2020年9月10日更新
ライフサイエンスが果たすべき社会的役割の大きさを再認識し、
研究者を支える “黒子” としての取り組みに邁進してまいります。

当第2四半期累計期間の業績について

コロナ禍の影響が限定的に留まる中、国内では受託サービスや実験・測定機器用消耗品が伸長し、増収増益となりました。

 今、世界経済は新型コロナウイルスの感染拡大により、極めて大きな打撃を受け、先行き不透明な状況が続いております。ライフサイエンスの基礎研究分野を中心とした市場においても、不透明感が増しております。

 そうした中、当第2四半期累計期間においては、結果的にコロナ禍の影響は限定的に留まりましたが、需要の内容は通常とは異なるものとなりました。国内では、コロナ禍に伴う研究活動の自粛により、基礎研究用の試薬等の需要は若干低下しましたが、その一方で、受託サービス等のアウトソーシングの需要が増加しました。また、実験や測定機器類に使用する消耗品関連の在庫を厚めに持つ動きが見られました。海外では、主力の米国市場において、世界最大の感染者数に膨れ上がる中、基礎研究活動が停止し、特に第2四半期(4-6月)は極めて厳しい状況となりました。

 このように、需要内容のバランスに変化が見られたものの、当第2四半期累計期間の連結売上高は、前年同期比4.0%増となりました。また、利益面では、利益率の高い商品・サービスの販売が増加したこと、新型コロナウイルス感染症対策に伴う営業活動の自粛により販管費が減少したことなどから、連結営業利益は同79.0%増と、大幅な増益となりました。

通期の業績予想について

依然として不透明な状況が続きますが、下半期は、当初計画通りの推移を目指します。

 世界の基礎研究の現場は今、米国を除き、日本、欧州、アジアにおいては、徐々に正常化してきているものと認識しております。米国では、ライフサイエンス系の企業が多い西海岸や東海岸地域に新型コロナウイルス感染の広がりが見られており、研究活動の本格的な再開はまだ見通せない状況にあります。

 主力市場である日本国内の動向を見ると、大学や公的研究機関、企業等の研究施設における活動は、通常に近いところまで回復してきております。今後、第二波・第三波の感染拡大により再度の緊急事態宣言発出の事態に陥らない限り、各研究施設は従来と同程度の研究活動を取り戻していくものと思われます。そうした予測のもと、下半期は当初計画通りの売上・利益の確保を目指して取り組んでいきたいと考えております。

 これらにより、通期(2020年12月期)の連結業績予想は、2020年7月21日公表の通り、上半期の増収増益分が当初予想にプラスされる形となります(表参照)。

2020年12月期 連結業績予想

コロナ禍での対応について

“研究者支援”の姿勢を貫くことが、私たちの使命であり誇りです。

 私たちが商品・サービスを提供している研究現場では、ライフサイエンスという大きな傘の下で、その多くが、直接的あるいは間接的に人々の健康や生命などに貢献する活動に専念しています。私たちは、創業以来、そうした研究者の方々の活動を支えることを第一に考え、より有益な情報の迅速な提供、必要な時に必要なものを提供できる流通体制の整備、さらには、研究活動の一部をアウトソーシング先として請け負う受託サービスなど、多様な取り組みを展開しております。コロナ禍の今だからこそ、さらにこの“研究者支援”の視点を重視した活動にこだわっていかなければならないと思っております。この姿勢の継続こそが私たちの使命であると、全社員が誇りをもって再認識しております。

 会社としての新型コロナウイルス感染症対策では、いわゆる“3密”を避けるための一連の対策を講じております。中でも、在宅勤務の導入は、昨年のオフィスの移転に際して、ワークスペースのフリーアドレス機能を確保していたことが大きく寄与しました。同時に、従業員への貸与パソコンをノートパソコンに、内線電話をスマートフォンに置き換え、どこでも仕事ができる環境を整備しておりましたので、リモートワークへの移行を非常にスムーズに行うことができました。また、全従業員(アルバイト社員、派遣社員を含む)に対して、僅かではありますが「感染拡大防止手当」の支給を行うなど、従業員のコロナ禍での就業支援も行っております。

今後の中長期的な経営の方向性について

3か年計画の取り組みとビジョンの追求を継続し、10年後の目指す姿を実現してまいります。

 コロナ禍は当社グループの事業に大きな影響を及ぼしていますが、同時に、ライフサイエンスの重要性、その社会的意義の大きさを再認識する機会ともなっております。

 私たちは、前3か年計画(2017−2019年)と新3か年計画(2020−2022年)の2次にわたる計画において掲げたビジョン「生命科学の研究者に信頼される事業価値を高める」を追求・実現するべく、今後も引き続き、3つの事業戦略「新たな事業基盤の創出」、「商社機能の強化・製造機能の強化」、「企業価値の向上」を推し進めてまいります。そしてその先の10年後、私たちは、従来からの商社機能に加え、札幌事業所での製造・受託サービスなど製造機能を第二の成長の柱として育成し、研究用試薬以外の市場への参入等、安定した持続的成長を実現する企業への進化を目指します。

 ライフサイエンスの社会的役割が今後さらに高まっていくことを確信し、私たちは、そこで活躍する研究者を支える“黒子”として、そして今後は、創り出す役割を担うことも視野に、事業活動にさらに磨きをかけてまいります。

 皆様には、当社グループの挑戦に、引き続きご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。


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