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ランチョンセミナーのお知らせ 10月24日(木) (第6回 日本細胞外小胞学会) [終了]

本セミナーは終了いたしました。

演題 :
エクソソームの簡易定量に向けた簡易型蛍光相関分光装置の開発
演者 :
産業技術総合研究所 バイオメディカル研究部門 構造生理研究グループ 山本条太郎 先生
日程 :
2019年10月24日(木) 11:45〜12:30
会場 :
国立がん研究センター 1F 口演会場

演題:エクソソームの簡易定量に向けた簡易型蛍光相関分光装置の開発

演者:産業技術総合研究所 バイオメディカル研究部門 構造生理研究グループ 山本条太郎 先生
要旨:

エクソソームは細胞が分泌する細胞外小胞のひとつであり、近年ではがんの診断や治療のターゲットとなり得ることで注目を集めています。エクソソームの基礎・応用研究では、表面に存在する特定の膜たんぱく質を持つエクソソームの数・濃度を特異的に定量解析することは大変重要ですが、残念ながら現在のところ簡便な手法は多くありません。
当社は、蛍光相関分光法(Fluorescence Correlation Spectroscopy, FCS)を簡便に実現できる全光ファイバ型FCS(Full Fiber-optic FCS, FF-FCS)[1]を開発した産業技術総合研究所と北海道大学との共同研究において、エクソソームの簡易定量に適した装置開発を進めてきました。
通常のFCS装置は、高感度かつ高精度である代わりに大型かつ高価で、また使用のたびに精密な光軸調整を必要とするため、エクソソーム研究の現場で使用するにはあまり適さない装置でした。一方で、本発表のFF-FCS装置は小型かつ安価で、また光軸調整等は一切不要です。測定では、図1のように被測定試料を蛍光標識して装置内に配置するだけで、数分後には濃度と粒子(または分子)の大きさが得られます。
本発表では、FF-FCS装置の測定原理とその実証実験の紹介、またエクソソーム定量法の提案を行います。また、展示会場にて開発したFF-FCS装置をご覧いただけますので、是非当社ブースへお立ち寄りください。

FF-FCS測定の手順
図1. FF-FCS測定の手順
[1] J. Yamamoto, and M. Kinjo, "Full fiber-optic fluorescence correlation spectroscopy", Opt. Express 27(10), pp.14835-14841 (2019).

本大会のランチョンセミナーは整理券制ではありません。


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