インターセルは、細胞、免疫、ウイルス研究における組織培養のために開発されたメンブレンウェルです。
このインターセルは、24穴マルチウェルプレートに取り付けて使用することにより、フィルターの上側とマルチプレート側で異種の細胞を同時に培養することが可能となりました。たとえば、従来conditioned mediumを使用しなければできなかった細胞間反応の研究などにおいてもこのインターセルを使用することによってより生体内での反応に近い状態で研究がおこなえます。これにより、in vivo研究のin vitro化がより一層改善されました。また透視型インターセルTPタイプを使用すると倒立顕微鏡によりメンブレン表面の細胞状態の観察が可能です。
インターセルは、細胞、免疫研究における代謝物や代謝機構の研究のためのカルチャーチャンバーです。
★写真は使用例です。なお、プレートは別売品です。
(注)メンブレン表面で接地細胞を培養する場合はコラーゲン等の細胞接着因子をコーティングして培養することをお勧めします。