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研究用

セリンプロテアーゼ活性測定 FLISP™

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FLISP™ 試薬(Fluorescent Labeled Inhibitors of Serine Protease)は細胞透過性の蛍光阻害プローブで、培養細胞中のセリンプロテアーゼ活性の定量的測定に利用されます。

標的となる基質ペプチドが赤色(SR-101)あるいは緑色(FAM)の蛍光に結合しています。基質ペプチドがFAM-Phenylalaninechloromethyl ketone(FFCK) のキットはフェニルアラニン(Phe)をターゲットとするキモトリプシン様セリンプロテアーゼの検出に、基質ペプチドがFAM-Leucine chloromethyl ketone(FLCK)のキットはロイシン(Leu)をターゲットとするセリンプロテアーゼの検出にお使いいただけます。また、FLISP™ とFLICA™ のキットを用いて2 重染色を行うことができます(図1)。緑色FLISP™ 試薬はEx=490 nm 、Em>520 nm 、赤色FLISP™ 試薬はEx=560 nm 、Em>600 nm の特性を持ちます。これらのシグナルを、蛍光顕微鏡、プレートリーダー、あるいはフローサイトメーターで検出します。FLISP™ をご利用いただくことで、キモトリプシン様プロテアーゼ活性の検出を容易に行うことができます。

構成内容

  • FLISP™試薬
  • 洗浄バッファー
  • 10X定着液
  • Propidium Iodide

使用例

細胞を緑色セリンプロテアーゼ検出キット(品番945)および赤色カスパーゼ検出キット(品番917)で37℃、1 時間処理し、レーザースキャンサイトメーターで解析

図1. HL-60 細胞懸濁液をcamptothecin で37℃、3 時間処理し、アポトーシスを誘導させた。細胞を緑色セリンプロテアーゼ検出キット(品番945)および赤色カスパーゼ検出キット(品番917)で37℃、1 時間処理し、レーザースキャンサイトメーターで解析した。
緑色蛍光:セリンプロテアーゼ活性
赤色蛍光:アポトーシス vs カスパーゼ活性
黄色:双方の重ね合わせ
(データ提供:Dr. Z. Darzynkiewicz, Brander Cancer Institute, New York Medical College, NY.)

セリンプロテアーゼ活性測定 FLISP™

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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