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研究用

凍結することなく保護できるため、輸送や貯蔵に便利な溶液です! RNA Save 安定化保存液

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RNA Saveは、RNAサンプルの収集を簡便化できる溶液です。
組織や細胞中のRNAを凍結することなく保護かつ安定化できますので、輸送や貯蔵が簡単です。

特長

  • 安価!
  • 簡便:使用するのは1種類の溶液のみです。
  • 簡単操作
    1. サンプル収集(凍結は不必要!)
    2. RNA Save(1溶液のみ)中で4℃、一晩保存
    3. 処理サンプルを保存  の3ステップです。
  • 様々なサンプルに適用
    1. 動物組織
      新鮮な組織サンプルを5-10倍量のRNA save溶液に入れます。
      大きな組織サンプルの場合、0.5 cm 角程度にカットしますが、マウスなどの小さな器官の場合はそのまま溶液に入れてください。
    2. 植物組織
      大半の植物組織は保存可能ですが、ワックス成分でコーティングされた植物の場合は、溶液を浸透させるためにサンプルの破砕が必要となる場合があります。
    3. 細胞/細菌細胞
      細胞を沈殿させ上清を取り除き、5-10倍量のRNA save を加えます。
    4. 酵母
      10,000-12,000 gで3分間遠心し、1-3 × 108個の細胞を沈殿させます。上清を取り除き0.5-1 mLのRNA saveを加えます。細胞を室温で1時間インキュベートし、再度沈殿させます。上清を除去しただちに-80℃で凍結保存します。
    5. 白血球
      全血から白血球を分離します。細胞を沈殿させ上清を取り除き、5-10倍量のRNA save を加えます。
    ※ワックス成分を多く含む植物(waxy plant)や骨組織ではRNA Save の浸透が不十分でRNAの安定化が困難な場合があるため、使用には適しません。
  • 有効保存期間:4℃で最大1ヶ月、-20℃〜-80℃で長期保存可能です。

使用例

RNA Save 安定化保存液-品質管理試験の結果
図1 品質管理試験の結果
4〜15個のハイブリドーマ細胞をRNA Save溶液中で4日間、それぞれ液体窒素(-196℃)、-20℃、4℃、室温(15〜25℃)で保存し、電気泳動で確認した。レーン1:DNAラダー、レーン2:液体窒素、レーン3:-20℃、レーン4:4℃、レーン5:室温。

RNA Save 安定化保存液

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
RNA Save詳細データ BLG 01-891-1C 20 ML
販売終了
RNA Save詳細データ BLG 01-891-1B 100 ML
販売終了
RNA Save詳細データ BLG 01-891-1A 500 ML
販売終了

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EZ-RNA Total RNA Isolation Kit詳細データ BLG 20-400-100 100 ML
販売終了
EZ-RNA II Total RNA Isolation Kit without Chloroform (with BCP)詳細データ BLG 20-410-100 100 ML
販売終了

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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