組換え型レンチウイルスベクターは、in vivo およびin vitro、分裂細胞および非分裂細胞、いずれの場合でも、安定的な遺伝子導入を行える強力なツールです。
レンチウイルスベクターに関する長年の経験を生かし、アプライドバイオロジカルズ社では独自のレンチウイルス発現ベクターと、pLenti-combo パッケージングミックスを開発しました。これらにより、組換え型レンチウイルスベクターの産生を迅速にし、収量も107 IU/mlまで上げることができます。
iLenti™ RNAi 発現システムなら、siRNA トランスフェクションやレンチウイルス感染といった、いずれのターゲットでも、高い発現効率が望めます。このシステムは、ユニークな双方向性プロモーターデザインを用い、一般的なシングルプロモーターのベクターで必要な、ヘアピンループ構造を必要とせず、より高いノックダウン効率をもたらします。