図.Amplite™ Fluorimetric G6P Assay Kitの用量反応
Amplite™ Fluorimetric G6P Assay Kit (品番:13806) を用いてG6Pの用量反応を測定した (96ウェルのブラックプレート及びマイクロプレートリーダーを使用)。
100µLの反応量、1時間のインキュベーションで0.3µMのG6Pを検出することができた。
解糖系をはじめとする主要な代謝経路には、複数の酵素や中間体が含まれており、それらは厳密に制御されています。これら生体分子の濃度変化を定量化するアッセイは、正常な細胞活動だけでなく、病的なメカニズムについても貴重な情報を提供します。
グルコース-6-リン酸デヒドロゲナーゼ(G6PD)は、グルコース-6-リン酸を6-ホスホグルコノ-δ-ラクトンに変換する触媒であり、ペントースリン酸経路の第一段階、且つ経路の律速段階です。
これは、NADPHのレベルを維持することで、赤血球などの細胞に還元エネルギーを供給する重要な代謝経路です。
G6PD活性はNADPHの濃度に比例しています。