図1. スタウロスポリン添加のカスパーゼ9への影響
Cell Meter™ Live Cell Caspase 9 Binding Assay Kit (品番:20117)を用いて、Jurkat細胞にスタウロスポリンを添加する前(左)と後(右)の蛍光強度を比較した。FAM-LEHD-FMKを基質として用いている。蛍光強度は、FITCチャンネルを備えた蛍光顕微鏡で観察した。
カスパーゼは、アポトーシス、ネクローシス、パイロトーシスのプロセスに密接に関連した複数の機能を持つプロテアーゼ酵素のファミリーです。
カスパーゼ9は、Leu-Glu-His-Asp (LEHD)というペプチド配列に選択性があることが知られており、この配列は、アポトーシス細胞における活性化したカスパーゼ9の定量や、カスパーゼ9阻害剤のスクリーニング等に利用されています。