
図1.BCFL AM及びBCECF AMの性能比較
BCFL AM (品番:21190、赤) およびBCECF AM (品番:21202、青) を用いて作成した標準曲線。4つのデータの平均値をプロット後、4-parameter trendlineを適用させpH6-8の標準曲線を得た。BCFLの方が高感度であることが示されている。
蛍光pHプローブは他のIntracellular pH (pHi) 測定法と比較して、感度が高く、細胞を破壊せず、取り扱いも簡便です。また、pHiの変化をレシオメトリックに空間的、時間的に測定することができます。
しかし、既存の蛍光プローブであるBCECF AMは細胞への定着性が悪く、また3つの異性体が混ざっており、その比率もロットによって異なることから、再現性のないpHi測定になる可能性がありました。
AAT Bioquest社では、上記の欠点を克服した、優れた上位互換品 「BCFL AM」(品番:21190)を取り扱っております。
BCFL AMは既存のプローブでの機能に加え、低変動性であることから長期的なpHiの追跡を必要とする実験にも使用することができます。