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研究用

AAT Bioquest NEWS 2023年 7月号_1 ペリジニンクロロフィル(PerCP)の利用

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図1. PerCPの3次元分子構造
ペリジニンクロロフィル(PerCP, 品番:2559)は、一部の生物が光合成に使用するアポカロテノイド色素であり、FACSやフローサイトメトリーなどの測定によく用いられる。
この蛍光蛍光物質をタンパク質や抗体に共有結合させ研究用途に使用する。

PE、APC、PerCPなどのフィコビリタンパク質は、モル吸光係数と量子収率が高く非常に明るいです。これらの蛍光色素は、FACSやフローサイトメトリーに利用されていますが、その用途にはいくつかの限界があります。
ガイドラインは以下の通りです。

  1. フィコビリタンパク質は急速に光退色するため、顕微鏡観察には適しません。
  2. 実験時間を考慮に入れる。PerCP Tamdem (PerCPと別の色素を組み合わせた複合体)は、PerCP単体よりも光安定高い傾向があります。実験時間に合わせて 最適なラベルを選択ください。
  3. PerCP Tamdemは高感度です。長波長のペアとなる蛍光体を使用することで、バックグラウンドノイズが軽減されています。一般的にはペアとなる蛍光体としてCy5やCy5.5が使用されます。実験に合わせてご選択ください。

Resources & Information

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図2. PerCP-Cy5.5 Tandem (品番:2595) のスペクトルプロファイル
PerCP-Cy5.5 Tandemは大きなストークスシフトを持ち、一般的なアルゴンレーザー (488nm) で励起され、遠赤領域の蛍光を示す。

商品情報

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
PerCP [Peridinin-Chlorophyll-Protein Complex]詳細データ ABD 2559 1 MG
¥24,000
ReadiUseTM Preactivated PerCP-Cy5.5 Tandem詳細データ ABD 2595 1 MG
¥68,000
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【関連情報】

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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