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研究用

ACDbio社報 2012年6月7日号

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対象経路:PI3-キナーゼ

単分子in situハイブリダイゼーション用のRNAscope FFPE試薬キットによるRTK-PI3K-Akt-mTORにおける複数の構成要素の可視化

 

対象経路:PI3-キナーゼ

 

PI3K/AKT/mTOR経路には複数の腫瘍学における重要な治療標的が存在します。上流の受容体型チロシンキナーゼ(RTK)様のEGFR(ERBB1)とHER2(ERBB2)は、RTK阻害剤の単独あるいは併用による標的治療の恩恵を受ける余地のある患者を選定できる可能性のあるマーカーです。
しかし、PTENの低下を生じる下流の変異により治療効果が無効化され、耐性経路となる可能性があります。このような状態のEGFRやHER2の患者を同定することは、RTKとmTORの2種類の阻害剤による併用療法を進行するうえで重要です。
RNAscope RNA ISHで、EGFR、HER2、PTENのようにPI3-キナーゼ経路を調節している標的分子や、ルーチンの医療用FFPE(ホルマリン固定パラフィン包埋)標本で単分子分析によるこの経路のその他遺伝子を、簡便かつ迅速に可視化することができます。

「RNAscope™ RNA in situ ハイブリダイゼーション(ISH)」の商品ページはこちら

RNAscopeアッセイの使用:

●PI3K-Akt-mTOR経路の阻害剤に感受性か耐性かを予測するため、PI3K経路のバイオマーカーを探索あるいは検証する。
●RTK-PI3K-Akt-mTOR経路を標的とした新薬や薬剤併用の作用機構を研究する。

RNAscopeにより、がん研究の標的として既知の経路や標的遺伝子だけでなく、新規の遺伝子を探求することができるようになります。RNAscopeを使用すると、実質的にどんな遺伝子も単分子の感度で発現を可視化することが可能となります。

RNAscopeアッセイの特長

●優れた感度と特異性
●単分子RNAを検出
●単体あるいは二重のアッセイ
●手動または完全に自動化した方法
●どんな遺伝子も3週間以内でアッセイするキット

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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