Amplite™アスパラギン酸(塩)アッセイは、生体試料中のアスパラギン酸(塩)を簡便かつ高感度に定量するキットです。
生体試料中のアスパラギン酸(塩)を簡便かつ高感度に定量 Amplite™ アスパラギン酸(塩)アッセイ (比色 / 蛍光)
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背景
アスパラギン酸塩またはアスパラギン酸は、負に荷電した極性のα-アミノ酸です。主にアミノ基転移反応によりオキサロ酢酸から合成され、多くの生化学的役割に関与しています。それは、尿素サイクルにおける代謝物であり、代謝経路の糖新生に関与します。また、いくつかの他のアミノ酸およびホルモンの前駆体であり、NMDA受容体を刺激する神経伝達物質として作用します。
原理
本アッセイでは、まずアスパラギン酸塩をピルビン酸に変換し、次に酵素結合反応を利用して過酸化水素を生成します。生成された過酸化水素のレベルは、独自のAmplite™Red基質で検出されます。このアッセイでは、吸光マイクロプレートリーダー(575 nm)または蛍光マイクロプレートリーダー(Ex / Em = 540 / 590 nm)を用いて、シグナルを検出します。
特長
- 高感度:比色 / 6.25 µMのアスパラギン酸(塩)を検出
蛍光 / 0.4 µMのアスパラギン酸(塩)を検出
構成内容
- Component A: Amplite™ Red Substrate
- Component B1: Enzyme Mix 1
- (Component B2: Enzyme Mix 2 蛍光アッセイキットのみ)
- Component C: Assay Buffer
- Component D: Conversion Mix
- Component E: Aspartate Standard
- Component F: DMSO
プロトコール概要
- テストサンプルの調整(段階希釈したアスパラギン酸塩を使用)
- 同量のワーキング試薬を添加Add equal volume of working solution (50 ?L)
- 37℃で20-30分インキュベートIncubate at 37°C for 20 - 30 minutes
- OD 575±5 nmで吸光度測定。または蛍光強度(Ex/Em = 540/590 nm)で測定
製品データ
図.1 Amplite™ 比色 アスパラギン酸(塩)アッセイキットによるアスパラギン酸(塩)の用量反応
96ウェルクリアプレート、SpectraMax マイクロプレートリーダー (Molecular Devices)で測定
37℃で20〜30分間のインキュベーションにて、6.25 µMのアスパラギン酸(塩)を検出
図.2 Amplite™蛍光アスパラギン酸(塩)アッセイキットによるアスパラギン酸(塩)の用量反応
96ウェル黒色プレート、Geminiマイクロプレートリーダー(Molecular Devices)で測定
インキュベーション時間:20〜30分にて、0.4 µMのアスパラギン酸(塩)を検出
商品リスト
Amplite™アスパラギン酸(塩)アッセイ (比色 / 蛍光)
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
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Amplite(R) Colorimetric L-Aspartate (Aspartic Acid) Assay Kit | ABD | 13828 | 1 KIT [200 Tests] |
¥84,000 |
Amplite(R) Fluorimetric L-Aspartate (Aspartic Acid) Assay Kit | ABD | 13827 | 1 KIT [200 Tests] |
¥84,000 |
【関連情報】
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について
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