エンドグリン(CD105)は血管新生の際に内皮細胞に発現し、低酸素環境下で増加します。
そのため、エンドグリンは、損傷や炎症における再生段階の間葉系幹細胞の細胞表面マーカーとなるだけではなく、乳癌などの固形悪性腫瘍における血管新生の強力なマーカーとして使用することができます。
既存のEndoglin/CD105 抗体は、ヒトに交差するものがほとんどでしたが、本抗体はそれぞれイヌ、ウマとの交差性を有します。
ご提供者: 国立大学法人東京農工大学 農学部附属硬蛋白質利用研究施設 新井 克彦 教授