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記事ID : 17071
研究用

マウスCD4を認識するラットモノクローナル抗体CD4抗体(Clone:GHH4)

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マウスのCD4(ヘルパーT細胞)を認識するラットモノクローナル抗体です。

背景

CD4 とは?

CD4は、ヘルパーT細胞の表面マーカーです。CD4 は、成熟T細胞(ヘルパー/インデューサーT細胞)の他にも、大部分の胸腺細胞で発現が見られ、マクロファージや樹状細胞でも弱く発現しています。

抗原認識と、その後のT細胞の活性化は、T細胞受容体(TCR: T-Cell Receptor)と ペプチド-主要組織適合遺伝子複合体(pMHC: peptide-major histocompatibility complexe)との相互作用によって制御されます。多くの場合、T細胞の活性化は、T細胞受容体と2つの共受容体 CD8 と CD4 との密接な連携により促進されます。CD4は、免疫グロブリンスーパーファミリーに属する、多形性を示さない 55 kD の糖タンパク質です。CD4は、抗原によって誘導されるT細胞活性化や胸腺の分化の際に、MHC クラス II 分子に結合することにより、T細胞受容体の共受容体として働き、T細胞の発生と成熟T細胞が最適な機能を果たすために重要な役割を担っています。CD4 は、T細胞において、タンパク質チロシンキナーゼ p56lck と細胞質尾部を介して結合します。

ヒトでは、CD4 は多くのT細胞リンパ腫で発現が見られます。CD4 は、炎症性病変のリンパ球と悪性リンパ腫の分類において、重要な役割を果たしています。CD4 は、T細胞、マクロファージ、脳においてHIV受容体として機能し、AIDS の進行に伴いHIVタンパク質によりダウンレギュレートされます。

使用目的

ホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)組織切片のマウス CD4 を検出することを検証済みです。
マウスFFPE組織のヘルパーT細胞を免疫組織化学(IHC)により同定します。

仕様

クローン GHH4
濃度 1.0 mg/mL
アイソタイプ ラット IgG2b κ
特異性 マウス CD4、ヘルパーT細胞(Th細胞)
免疫原 リコンビナントタンパク質(マウス CD4 aa 27 - 394 )
交差性 マウス(その他は未試験)
適用 免疫組織化学(一般的なホルマリン固定パラフィン包埋)(その他は未試験)
希釈 1:50-1:100(IHC FFPE)

製品データ

図1 マウス CD4(ホルマリン固定パラフィン包埋組織切片)の免疫組織化学

図1 マウス CD4(ホルマリン固定パラフィン包埋組織切片)の免疫組織化学
マウス脾臓: 本抗体はマウス脾臓(一般的なホルマリン固定パラフィン包埋切片)の CD4 を特異的に染色する。本抗体(10µg/ml、1:100 希釈に相当)を用いて、室温で1時間インキュベートした。Vector Laboratories社の ImmPRESS HRP anti-Rat を用いて検出した。(Picture courtesy of Christel Bonnas, Synaptic Systems, Göttingen, Germany)

テクニカルノート

参考文献

  1. Foti M et al. p56Lck anchors CD4 to distinct microdomains on microvilli. Proc Natl Acad Sci U S A. 2002, 99: 2008-13.
  2. Brady et al. Crystal structure of domains 3 and 4 of rat CD4: relation to the NH2-terminal domains. Science 1993, 260:979-83
  3. Janeway CA et al. The T cell receptor as a multicomponent signalling machine: CD4/CD8 coreceptors and CD45 in T cell activation. Annu Rev Immunol. 1992, 10: 645-74.
  4. Bierer BE et al. The biologic roles of CD2, CD4, and CD8 in T-cell activation. Annu Rev Immunol. 1989, 7: 579-99.
  5. Fleischer B et al. Function of the CD4 and CD8 molecules on human T lymphocytes: regulation of T cell triggering. Journal of Immunology 136: 1625-8
  6. Wilde DB et al. Evidence implicating L3T4 in class II MHC antigen reactivity; monoclonal antibody GK1.5 (anti-L3T4a) blocks class II MHC antigen-specific proliferation, release of lymphokines, and binding by cloned murine helper T lymphocyte lines. J Immunol. 1983, 131: 2178-83.
  7. Dialynas et al. Characterization of the murine T cell surface molecule, designated L3T4, identified by monoclonal antibody GK1.5: similarity of L3T4 to the human Leu-3/T4 molecule. J Immunol. 1983, 131: 2445-51.

CD4抗体(Clone:GHH4)

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
Anti CD4 (Rat) 詳細データ DNV DIA-404 0.2 ML
¥113,000

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