A型インフルエンザウイルスの RNA ポリメラーゼ PB2 サブユニットに対するモノクローナル抗体です。
インフルエンザウイルスの複製に中心的な役割を担っており創薬のターゲットとしても注目される、RNA ポリメラーゼの PB2 サブユニットのみを特異的に認識します。
本製品は、神奈川科学技術アカデミー(現:神奈川県立産業技術総合研究所)、島根大学および横浜市立大学の共同研究成果に係る実施許諾を受けたものです(出願番号:特願2014-68824)。
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A型インフルエンザウイルスの RNA ポリメラーゼ PB2 サブユニットに対するモノクローナル抗体です。
インフルエンザウイルスの複製に中心的な役割を担っており創薬のターゲットとしても注目される、RNA ポリメラーゼの PB2 サブユニットのみを特異的に認識します。
本製品は、神奈川科学技術アカデミー(現:神奈川県立産業技術総合研究所)、島根大学および横浜市立大学の共同研究成果に係る実施許諾を受けたものです(出願番号:特願2014-68824)。
データご提供: 神奈川科学技術アカデミー(現:神奈川県立産業技術総合研究所)
図1 myc 融合 PB2 タンパク質(530-759残基)のウェスタンブロット法による抗 PB2 抗体の評価
レーン1、レーン2: 抗 myc 抗体による検出
レーン3、レーン4:開発した抗 PB2 抗体による検出
ウェスタンブロット法において、抗 PB2 抗体は既存の抗 myc 抗体(9E10)より強く、PB2 タンパク質を認識した。
結果
図2、図4に代表的な PB2、IgG、PB2 と IgG 混合溶液の超遠心分析結果を示す。
横軸が沈降係数、縦軸が沈降分布関数の大きさを表しており、一般的に分子量が大きいほど沈降係数が大きくなる。
PB2 の沈降係数が約 2.2、IgG の沈降係数が 6.3、PB2 と IgG の混合溶液の沈降係数が 7.2 であった。
すなわち、PB2 と IgG を混合するとより大きな複合体の存在が確認されたため、PB2 と IgG が結合していることが分かった。
また、5 種類全ての PB2(H1N1, H3N2, H5N1, H7N9, H9N2)についても、IgG の混合によって同様の結果(図3、図5)が得られたことから、IgG anti-PB2 が PB2 に対して結合能を有していることが確認された。
Clone : 3-1.6
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
Anti PB2, Influenza Virus (Mouse) , 3-1.6![]() |
CAC | KAST-MA003 | 50 UG |
¥30,000 |
Anti PB2, Influenza Virus (Mouse) , 3-1.6![]() |
CAC | KAST-MA001 | 100 UG |
¥50,000 |
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
Anti PB2, Influenza Virus (Mouse) , 8-1.1![]() |
CAC | KAST-MA004 | 50 UG |
¥30,000 |
Anti PB2, Influenza Virus (Mouse) , 8-1.1![]() |
CAC | KAST-MA002 | 100 UG |
¥50,000 |
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
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