アルギナーゼは、L-ArginineをL-Ornithineと尿素に加水分解する酵素です。マクロファージの機能的分類の1つとして知られるM1(炎症性)/M2(非炎症性)のM2にマクロファージが活性化された際、強く発現することが知られており、M2マクロファージ活性化のマーカーとして頻用されています。
本製品は、細胞内のアルギナーゼ(Arginase)を抽出し、アルギナーゼがL-Arginineから生成する尿素を呈色反応で検出することで、アルギナーゼ活性を評価します。従来の測定法に比べ、試薬の安定性・感度を改善し、簡便にアルギナーゼ活性を測定することができます。
※本製品は、京都大学・田畑泰彦教授及び東京応化工業株式会社が保持する特許(出願中)に基づき、コスモ・バイオ株式会社が特許実施許諾を受けて、製品化しています。