ページの本文へ移動

記事ID : 16951
研究用

抗コラーゲン抗体関節炎モデルマウス作製用の抗体カクテル 関節炎誘導用モノクローナル抗体カクテル(C57BL/6用)

このエントリーをはてなブックマークに追加

本製品はモノクローナル抗体4種類の抗体カクテルです。コラーゲン誘導性関節炎(Collagen Induced Arthritis:CIA)モデルの代替として、抗コラーゲン抗体関節炎(Collagen Antibody-Induced Arthritis:CAIA)の誘導にご使用いただけます。

背景

CIAを発症させたマウスは、ヒトのリウマチ関節炎の実験モデルとして広く利用されています。しかし多くのトランスジェニックマウスの遺伝子背景であるC57BL/6系統のマウスでは、CIAやCAIAの発症率が低く、多量の抗体カクテルを投与する必要がありました。
本商品は、C57BL/6系統のマウスで関節炎を発症させるのに最適化されており、より少ない投与量で関節炎を発症させることができます。

CAIAモデルの利点

実験期間 マウスの場合、関節炎は通常24-48時間以内に発症します。観察は2週間程度で終了するため、評価回数やスコアリング期間を縮小することが可能です。
規模の縮小 発症率はほぼ100%のため、使用するマウスの数を減らすことが可能です。
同期性 個体間での発症時期を同期させることで、スケジュールを簡素化できます。
定常的・制御可能 病気の進行が定常的であり、様々な実験体系で評価することが可能です。
感受性 トランスジェニック系統で発症させる場合、抗体カクテルの投与量は2 mg/匹程度の少量です。

図1. ArthritoMab抗体カクテルの投与量とスコアリングの相関 (C57/BL6に投与)

図1. ArthritoMab™ 抗体カクテルの投与量とスコアリングの相関
(C57BL/6に投与)

他社との比較

  ArthritoMab™ 他社品
認識するエピトープ CB11、CB10、CB8 CB11のみ
病気の進行 定常的かつ制御可能 急激かつ深刻
肢への影響 一貫性あり、主に後肢 様々かつ予測不可能
C57BL/6への投与量 2 mg (1 vialで25匹分) 5 mg (1 vialで8匹分)

図2. 認識するエピトープ
図2. 認識するエピトープ

図3. 組織画像(マウスの系統:C57BL/6JN)
図3. 組織画像(C57BL/6JN)
2 mgの投与で、CIAモデルと同様の特徴が観察される。

関節炎誘導用モノクローナル抗体カクテル(C57BL/6用)

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
ArthritoMABTM Antibody Cocktail for C57BL/6, Mouse (Mouse) , M2139, CIIC2, UL1, CIIC1詳細データ MDB CIA-MAB-2C 50 MG
お問い合わせ

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

お問い合わせ

「関節炎誘導用モノクローナル抗体カクテル(C57BL/6用) 」は、下記のカテゴリーに属しています。

メーカー・代理店一覧

サポート情報

SNSアカウント

オウンドメディア

※当社のWEBサイトはユーザーの利便性を最適にし、それを保証するためにクッキーを使用しています。
 このWEBサイトの利用を継続することで、クッキーの使用に同意することになります。

© COSMO BIO