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研究用

高感度な蛍光基質により阻害剤/インヒビターを探索 SensoLyte® Rh110 DPP4活性測定アッセイ

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SensoLyte® Rh110 DPPIV Assay Kitは、ジペプチジルペプチダーゼ4 (DPPIV)活性検出のための長波長蛍光アッセイキットです。本キットはDPP4に切断されると520 nmの緑色域の蛍光を放出する基質を含みます。エンザイムインヒビターやアクチベーターのスクリーニングや酵素活性の継続的なアッセイに便利です

背景

ジペプチジルペプチダーゼ4(DPPIV、DPP-4、CD26)は細胞表面のセリンプロテアーゼで、Xaa-Pro や非効率的なXaa-Ala ジペプチドをN末端から切断します1-3。DPP4はT細胞表面抗原(CD26)の同一の機能を持っています1 。DPP4は哺乳類組織の肝細胞、膵膵上皮細胞、腸上皮 、腎皮質でよく見られます3。 DPP4は、グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)の様なインクレチン分解によってグルコースの恒常性に重要な役割を果たしています。このGLP-1を分解する役割によりDPP4はタイプ2糖尿病治療のターゲットとなります。

使用目的

本キットはエンザイムインヒビターやアクチベーターのスクリーニングや酵素活性の継続的なアッセイに便利です。DPP4により蛍光基質が開裂し、明緑色の蛍光を持つRh110 (ローダミン110) が生じます。蛍光は、励起/蛍光=490/520 nmです。 RF110の長波長スペクトルと高い吸光係数は他の反応構成要素に比べ高感度で低干渉です。

構成内容

  • DPP4 基質
  • Rh110 スタンダード
  • DPP4
  • アッセイバッファー
  • DPP4 インヒビター

使用例

SensoLyte Rh110 DPP4 Assay Kitを用いた場合のDPP4の阻害活性測定
図1. SensoLyte® Rh110 DPP4 Assay Kitを用いた場合のDPP4の阻害活性測定

参考文献
1. Zhu, L. et al, J. Biol. Chem. 278, 22418 (2003). 2. Mentlein, R. Regulatory Peptides 85, 9 (1998). 3. Qi, SY. et al, Biochem. J. 373, 179 (2003).

SensoLyte® Rh110 DPP4アッセイキット

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
SensoLyte(R) Rh110 DPPIV Assay Kit *Fluorimetric*詳細データ ASI AS-72196 1 KIT
[100 assays]
¥119,000

SensoLyte® AMC DPP4 アッセイキット

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
SensoLyte(R) AMC DPPIV Assay Kit *Fluorimetric*詳細データ ASI AS-72197 1 KIT
[100 assays]
¥98,000

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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