ページの本文へ移動

記事ID : 46909
研究用

室温・2ステップですぐに測定可能! L-アスパラギン測定キット

このエントリーをはてなブックマークに追加

EZS_ES06_package1.jpg

本製品は、試料中のL-アスパラギン含有量を比色測定するキットです。

【関連情報】

特長

  • 酵素法による簡便な測定キット
  • 室温・2ステップ
  • 調製済み溶液タイプですぐに測定可能
  • HPLC法との高い相関

構成内容

試薬A液:30mL
試薬B液:30mL
標準液(100mg/L):1.5mL

測定原理

Step1:試料中に共存するアスコルビン酸、L-アスパラギン酸、L-グルタミンおよびL-グルタミン酸の影響を除去する。
EZS_ES06_principle1.png

Step2:アスパラギナーゼがL-アスパラギンを加水分解し、L-アスパラギン酸を生成する。アスパラギン酸トランスアミナーゼがL-アスパラギン酸のアミノ基を転移し、それに伴いL-グルタミン酸が生成する。カタラーゼを阻害する。
グルタミン酸オキシダーゼがL-グルタミン酸を酸化し、L-アスパラギンと同じモル当量で生成する過酸化水素による縮合生成物が青紫色に呈色(555nm)する。
EZS_ES06_principle2.png

[試料および標準液の調製]

・試料は、L-アスパラギンがおよそ20〜200mg/Lの測定範囲になるように調製する。
・標準液は、キットに付属しているL-アスパラギン標準液(100mg/L)をそのまま使用する。

測定手順(EZS社LED比色計を使用した場合)

  • 標準液と試料をそれぞれ0.05mLずつディスポセルに入れ、各セルに試薬A液0.5mLを添加し軽く振り混ぜ、室温で20分間反応させる。(Step1)
  • 試薬B液0.5mLを添加し軽く振り混ぜ、室温で10分間反応させる。(Step2)
  • 水と標準液の発色液で校正したLED比色計で、L-アスパラギン濃度を測定する。


EZS_ES01_procedure1_20min.png

[注意事項]

・A液とB液は、冷蔵庫で保存して下さい。
・測定する時は、A液とB液を室温に戻してから使用して下さい。A液とB液が冷たいまま使用しないで下さい。
・本測定法はエンドポイント法ですが、B液添加後の時間(10分)をきちんと管理することでより正確な測定ができます。
・アスコルビン酸(ビタミンC)以外の強い還元性物質を多量に含む試料は測定できません。

参考データ(吸光度タイプのLED比色計を使用)

EZS_ES06_data.png

L-アスパラギン測定キット

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
L-Asparagine Assay Kit new詳細データ EZS ES06 1 KIT
[60回]
¥70,000

【関連商品】L-アスパラギン測定セット「アスパラギン ミエール」

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
L-Asparagine Assay Kit with LED colorimeter new詳細データ EZS ES18 1 SET
[60回]
¥100,000

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

お問い合わせ


メーカー・代理店一覧

サポート情報

SNSアカウント

オウンドメディア

※当社のWEBサイトはユーザーの利便性を最適にし、それを保証するためにクッキーを使用しています。
 このWEBサイトの利用を継続することで、クッキーの使用に同意することになります。

© COSMO BIO