InhibiScreen 好塩基球活性化試験(BAT)は、ヒト血液中の好塩基球の活性化をフローサイトメトリーにより測定することで、PI3K、BTK、SYK阻害剤の有効性を評価できるアッセイキットです。
医薬品の研究開発に有用です。
InhibiScreen 好塩基球活性化試験(BAT)は、ヒト血液中の好塩基球の活性化をフローサイトメトリーにより測定することで、PI3K、BTK、SYK阻害剤の有効性を評価できるアッセイキットです。
医薬品の研究開発に有用です。
InhibiScreen 好塩基球活性化試験(BAT)は、医薬品研究のニーズに対応して開発された、キナーゼ阻害剤のハイスループット評価のためのアッセイです。フローサイトメトリーを用いて、活性化した好塩基球の細胞表面に発現する CD63 などのマーカーを定量することで、好塩基球の脱顆粒および活性化を簡単に測定できます。アレルギー反応・自己免疫疾患・腫瘍などの疾患には全て、好塩基球の活性化状態の変更を伴うシグナル伝達経路が関与しています。また、創薬における重要な標的である PI3Kγ、PI3Kδ、SYK、BTK などのキナーゼは、好塩基球活性化においても主要な役割を担っています。
検証済みのサンプル: ヘパリンおよびEDTAを添加した全血
合計時間=60分+25分
EDTA を添加して採取した全血を、PI3K 阻害剤である CAL-101 で処理した。用量の増加に伴い CD63 の発現が減少することから、PI3K を介した好塩基球の活性化が抑制されていることが示される。
EDTA を添加して採取した全血を、P13K 阻害剤である CAL-101 で処理した。染色後、細胞を速やかに解析した。また、分注して 2-8℃ で保存した細胞を、染色後 24 時間 および 96 時間後に解析した。CD63+ 活性化好塩基球に対する MFI(平均蛍光強度)をプロットした。本試験の結果から、IC50 を 〜200nM と決定した。
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について
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