標的ペプチドに対する抗体を優占的に産生!
抗インテグリンβ1(ITGB1)ペプチド-ウサギポリクローナル抗体の作製事例
4,000 倍希釈血清のELISA 評価。ITGB1 ペプチドにBestAb Carrier(BAC)をコンジュゲーションして免疫することでKLH を用いた場合と同等に高力価の特異抗体産生を誘導できました。その一方でBACに対する抗体はほとんど産生されませんでした。
リン酸化特異的な抗体を取得!
抗リン酸化ペプチドA- ウサギポリクローナル抗体作製の作製事例
精製抗体のELISA 評価。KLH コンジュゲーション抗原による免疫(6 回投与、77 日間)ではリン酸化ペプチドA に反応する抗血清は得られましたが、リン酸化ペプチドカラム精製後の非リン酸化ペプチドカラム吸収によって大部分の抗体が消失し、残った抗体(0.06mg/mL, 0.75 mL)に特異性は認められませんでした(左)。
BestAb Carrier を用いた場合(4 回投与、49 日間)、得られた精製抗体(0.27mg/mL,0.8mL)は非リン酸化ペプチドA に対してほとんど反応せず、リン酸化ペプチドA に対して高力価であることが示されました(右)。