Tfi DNAリガーゼは、2本鎖DNAまたはオリゴヌクレオチドの3'ヒドロキシル末端及び5'リン酸末端をリン酸エステル結合させます。反応温度は、T4 DNAリガーゼなどの他の酵素に比べて高く、45〜65℃の範囲で活性を持ちます。高温でのライゲーション反応が必要な場合に使用できます。

好熱菌Thermus Filiformis のDNA ligase Bioneer社 Tfi DNAリガーゼ
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構成内容
- Tfi DNAリガーゼ
- 反応バッファー(10×)
- 希釈バッファー
アプリケーション
リガーゼ連鎖反応(LCR)、オリゴヌクレオチドライゲーションアッセイ(OLA)、PCR増幅時のリン酸化オリゴヌクレオチドの結合による変異誘発、複数部位への同時変異誘発
製品データ
図1 各種温度におけるライゲーションテスト
リガーゼ1ユニット及び1μgのDNAを含む反応液を各温度で10分間インキュベートした。
レーン1:λDNA/PspE I(コントロール)
レーン2:45℃、レーン3:50℃、レーン4:55℃、レーン5:60℃、レーン6:65℃
図2 95℃での熱安定性試験
リガーゼを95℃で各時間インキュベートした後、1μgのDNAを含む反応液に1ユニットを加え、45℃で10分間インキュベートした。
レーン1:λDNA/PspE I(コントロール) レーン2:10分間、レーン3:20分間、レーン4:30分間、レーン5:40分間、
レーン6:50分間、レーン7:60分間、レーン8:70分間、レーン9:80分間、レーン10:90分間
(95℃でのインキュベート時間)
図3 65℃での熱安定性試験
リガーゼを65℃で各時間インキュベートした後、1μgのDNAを含む反応液に1ユニットを加え、45℃で10分間インキュベートした。
レーン1:λDNA/PspE I(コントロール)
レーン2:6時間、レーン3:12時間、レーン4:18時間、レーン5:24時間、レーン6:30時間、
レーン7:36時間、レーン8:24時間、レーン9:48時間、レーン10:54時間、レーン11:60時間、
レーン12:66時間、レーン13:72時間、レーン14:78時間
(65℃でのインキュベート時間)
Tfi DNAリガーゼ
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
Tfi DNA Ligase![]() |
BIN | E-3111 | 2000 UNIT |
¥18,000 |
Tfi DNA Ligase![]() |
BIN | E-3112 | 10000 UNIT [5 x 2,000 U] |
お問い合わせ |
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について
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