ブラッドフォード法(Bradford Assay)でのウシの血清アルブミン(BSA)について
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動画のトランスクリプト
本日私たちがお答えする疑問は、なぜウシの血清アルブミン (BSA) がブラッドフォード法に一般的に使用されているのかということです。
未知のサンプル中のタンパク質濃度をブラッドフォード法で測定する場合、アッセイ毎に標準曲線を作成することが重要です。しかしながら、定量するタンパク質の標準品は入手できなかったり、非常に高価であったりすることがしばしばあります。このような場合、平均的な呈色反応曲線を生成する既知の濃度の精製タンパク質が必要となります。
ここでBSAが活躍します。BSA はウシの血清由来のタンパク質です。安価で簡単に製作することができます。また、室温で最大 3 週間安定な状態を保つため、ブラッドフォード法や他の多くのバイオアッセイにとって最適です。