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記事ID : 12643
研究用

PMA™ の光活性化および光分解に使用可能 Biotium 社 PMA-Lite™ LED 光分解装置

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PMA-Lite™ LED 光分解装置は、プロピジウムモノアジド(PMA)や類似の色素の光活性化用に設計されています。

また、一般的な光分解装置としても機能し、1.5-2 mL のバイアルに、連続的に制御された照射を行うことができ、最大18バイアルの測定が可能です。複数のLEDライトが配置され、全てのバイアルに対して側面と底面から最大の照射を行います。内蔵ファンがライトから発生する熱を低減し、室温付近で光分解を行うことができます。10、15、20、30分にセットできるタイマーがついています。

図1 PMA-Lite™ LED 光分解装置 図2 qPCR による生菌定量のためのPMA™ 修飾の原理
図1 PMA-Lite™ LED 光分解装置 図2 qPCR による生菌定量のためのPMA™ 修飾の原理
細胞膜非透過性のPMA™ 色素の使用で、死菌由来のDNA増幅が選択的に阻止され、生菌の選択的定量化が可能となる。図4、図5参照。

特長

  • 18個の 1.5-2 mL バイアルに均一な照射が可能
  • 37℃以下の温度を保証する内蔵ファン
  • 連続的な照射が可能な4段階のタイマー設定(10、15、20、30分)
  • PMA™、EMA、その他の類似アジド色素を効率的に活性化する 465-475 nm の長寿命LEDライト
  • 120/240V の内蔵コンバーターを搭載、ユニバーサルに使用できるコンセントアダプターが付属

仕様

本体サイズ(WxDxH) 21 x 15.9 x 6.7 cm
本体重量 1.66 kg
周波数範囲 50〜60Hz
出力領域 100〜240VAC
最大出力 60W
LED出力波長 465-475nm

図3 LED 光分解時間設定用スイッチ
図3 LED 光分解時間設定用スイッチ
黒い四角はスイッチの位置を示す。図のスイッチ設定にすると15分の光分解を行う。

使用例

リアルタイムPCR増幅曲線

図4 本装置で15分間光分解を行った E. coli (生菌/加熱死菌、+/- PMA )由来DNAのリアルタイムPCR増幅曲線。
16S rRNA 遺伝子領域に対するプライマーを用いてリアルタイムPCRを行った。

図5 PMA 処理した E. coli 加熱死菌を本装置で光分解すると、PMA 処理した生菌と比較してデルタ Ct 値が大幅に増加した。
リアルタイムPCR解析後、Ct 値をデュプリケートで計算した。PMA 処理した E. coli 生菌/死菌サンプルの平均 Ct 値から、PMA 未処理の平均 Ct 値を差し引いた。

Biotium 社 PMA-Lite™ LED 光分解装置

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
PMA-LiteTM LED Photolysis Device詳細データ BTI E90002 1 PC
販売終了

【関連商品】

  • PMA™ −独自の蛍光試薬で二本鎖DNA を選択的に蛍光修飾します。

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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