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CAMKK2(CAMKKβ)はCAMKKファミリーメンバーである。広範な組織に分布しているが、脳、胸腺、膵臓および精巣において高レベルで存在する。CAMKK2は、Ca2+/カルモジュリンに制御された分子内自己リン酸化を受け、CAMKIのThr177とCAMKIVのThr200をリン酸化する。CAMKK2がCAMKIとCAMKIVの双方を活性化することがJarkatT細胞への共発現で確認されている。CAMKK2はまた、代謝ストレスに応答する重要な細胞内代謝調節因子であるAMPKをリン酸化し、その活性を制御する。