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研究用

ホスファチジルコリン測定アッセイ(Phosphatidylcholine Assay)

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ホスファチジルコリンアッセイキットは、血漿や血清、組織ホモジネート、細胞懸濁液サンプル中のホスファチジルコリン(Phosphatidylcholine)の量を、簡便な蛍光定量的分析によって測定します。

背景

ホスファチジルコリン(Phosphatidylcholine)

リン脂質は、細胞膜や脂質二重層の主要な構成要素である重要な構造脂質です。リン脂質は、親水性の頭部と疎水性の尾部を持ち、この構造が独特な特徴をもたらします。

真核生物の細胞膜の主要な膜リン脂質である ホスファチジルコリン(Phosphatidylcholine)は、体内の全ての細胞に存在します。多くの脂質のメッセンジャーのプールとして機能し、ホスファチジン酸、ジアシルグリセロール、リゾホスファチジルコリンなどの生理活性脂質の材料にもなります。ホスファチジルコリンの生合成と代謝の制御は、膜の構造維持と機能のために重要です。ホスファチジルコリンは、体内でコリンの主な源であり、それ自身もしくはその誘導体の混合物が、アセチルコリンや血小板活性化因子やスフィンゴホスホリルコリンのような細胞シグナル分子を形成します。リポタンパク質の中で、最も一般的リン脂質の1つとして、ホスファチジルコリンは脂質の恒常性にかなりの影響を及ぼします。

リン脂質とリポタンパク質の循環レベルを決定することは、脂質輸送に関わる疾病の診断に重要です。ホスファチジルコリンの脂肪酸残基は、レシチン・コレステロールアシル基転移酵素(LCAT)によりコレステロールに転移され、コレステロールエステルを生成します。高レベルのコレステロールやコレステロールエステルは、アテローム性動脈硬化症と心臓病のような心血管疾患に結びつきます。加えて、ホスファチジルコリンの生合成の変化が、多くの神経や心血管や肺の病気に関係しています。

特長

  • 簡便な蛍光アッセイ
  • 血漿や血清、組織ホモジネート、細胞懸濁液サンプル中のホスファチジルコリン量を測定
  • 検出感度: 0.5 mg/dL

構成内容

本キットには、最大96分析に必要な十分量の試薬と、ブランク、ホスファチジルコリン標準品が含まれます。

Box1(室温保存)
  • 96ウェルマイクロタイタープレート
  • 分析用バッファー(10×)
  • 蛍光プローブ(100×)
  • HRP
  • 標準品希釈液(10×)
Box2(冷凍保存)
  • ホスファチジルコリン標準品
  • ホスフォリパーゼD
  • コリンオキシダーゼ

アッセイ原理

酵素反応に基づき、ホスファチジルコリン特異的ホスホリパーゼD酵素とコリン・オキシダーゼによりホスファチジルコリンを検出します。

最初に、ホスホリパーゼDがホスファチジルコリンをコリンとホスファチジン酸に加水分解します。コリンがコリンオキシダーゼにより酸化され、過酸化水素を生成します。この過酸化水素が、高特異性の蛍光プローブにより検出されます。ホースラディッシュペルオキシダーゼが、1:1の割合で結合するプローブと過酸化水素の間の反応を触媒します(図1)。
サンプルと標準溶液を60分間インキュベートし、96ウェル蛍光定量プレートリーダーにより測定します。サンプル濃度と標準溶液の既知濃度を比較し、サンプル濃度を算出します。

ホスファチジルコリンアッセイ原理
図1.ホスファチジルコリンアッセイ原理

使用例

ホスファチジルコリン標準溶液曲線

図2.ホスファチジルコリン標準溶液曲線
典型的なホスファチジルコリン分析の結果を示す。
(参考データであり、実際のサンプル測定の判定や計算には使用しないでください)。

ホスファチジルコリン測定アッセイ

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
Phosphatidylcholine Assay Kit詳細データ CBL STA-600 96 ASSAY
¥83,000
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