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CDK3/CyclinE1はサイクリン依存性タンパク質キナーゼファミリーメンバーであり、転写因子のE2Fファミリーメンバーを活性化することで部分的にS期への移行を促進する。CDK3はサイクリンCとも付随して網膜芽細胞腫1タンパク質をリン酸化してG0期からの脱出を促進する。CDK3遺伝子は、体細胞雑種分析よりBRCA1遺伝子隣のテロメア近郊である染色体上の17q22-qterにマップされている。研究室で一般に使用されるマウスの複数系統において、CDK3遺伝子内に1塩基の変異をもつことが報告されている。