Champion™コンピテントセルは、従来のヒートショック法に比べ、簡便、短時間プロトコルで使用可能なコンピテントセルです。ラージプラスミドおよびcDNAライブラリ構築にも適し、青白コロニー選択も可能です。
特長
- 高い形質転換効率 >3×108 cfu/µg
- わずか20秒〜6分でトランスフォーメーション完了
- ヒートショックや回復手順は不要
- 高価なエレクトロポレーターや使い捨てのキュベットは不要
構成内容
- Champion™コンピテントセル
- pUC19コントロールプラスミド(5µL、10-4µg/µL)
プロトコル(時間短縮版)
- 1/3〜1/2容量が解凍されるまで約10-20秒間、手(体温)、温水浴またはランニング緩衝液でChampion™ Competent Cellを素早く解凍する。
- コンピテントセル容量の10%以下のDNA(例:ライゲーション産物)を加える。
- 10秒間ボルテックスするか、指でチューブをタップしてよく混ぜる。
- 氷上で0〜10分間インキュベートする。(氷上のインキュベーションはわずかに効率を上げます。)
- 予め温めた(室温〜37℃)、選択的LB寒天プレート(LB +抗生物質)にプレーティングする。
- コロニーが分析に適するまでプレートを37℃でインキュベートする。
※注意:大型プラスミド(> 6 Kb)またはアンピシリン非選択の場合は、以下の手順をステップ4と5の間に追加することを強くお勧めします。
- コンピテント細胞に42℃で45〜90秒間熱ショックを与えます。
- 氷上で1〜5分間インキュベートする。
- コンピテント細胞に900µLのLBまたはSOC培地を加え、振盪しながら200 rpmで30〜60分間37℃でインキュベートする。

DH5α high Champion™
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
DH5α competent cell, ChampionTMDH5α high, Escherichia coli ![]() |
SMO | CC5202 | 80 RXN |
¥27,000 |
DH5α competent cell, ChampionTMDH5α high, Escherichia coli ![]() |
SMO | CC5204 | 24 RXN |
¥9,200 |
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¥16,000 |
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
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