免疫組織染色で有用な抗リン酸化ヒストンH3(PHH3)抗体です。
背景
免疫組織化学による研究結果から、セリン10あるいはセリン28がリン酸化された時にのみ、抗PHH3抗体がコアタンパクヒストンH2を特異的に検出することがわかっています。
また、アポトーシスの最中では、ヒストンH3のリン酸化が生じないという研究結果もあることから、PHH3はアポトーシス体と核破砕物から有糸分裂を分離する際のマーカーとして有用であると考えられています。特にCNS、皮膚、Gyn、Soft tissue、GISTにおける腫瘍悪性度を示す臨床ツールとして大変有用です。
染色データ
図1 染色データ
リン酸化ヒストンH3(PHH3)抗体
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
Anti histone H3, Phospho, Human (Rabbit) | CMC | 369A-14-RUO | 0.1 ML |
納期未定 ¥37,000 |
Anti histone H3, Phospho, Human (Rabbit) | CMC | 369A-15-RUO | 0.5 ML |
お問い合わせ |
Anti histone H3, Phospho, Human (Rabbit) | CMC | 369A-16-RUO | 1 ML |
納期未定 ¥111,000 |
Anti histone H3, Phospho, Human (Rabbit) | CMC | 369A-17-RUO | 1 ML |
納期未定 ¥30,000 |
Anti histone H3, Phospho, Human (Rabbit) | CMC | 369A-18-RUO | 7 ML |
納期未定 ¥63,000 |
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について