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記事ID : 43006
研究用

1 ng の total RNA インプットからライブラリを調製可能 CORALL mRNA-Seq Library Prep Kits

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CORALL mRNA-Seq Library Prep Kitでは、ストランド特異的、Unique Molecular Identifiers(UMIs)および Unique Dual Indices(UDIs)を付加したライブラリを調製します。イルミナ社機器を用いた whole transcriptome poly(A) RNA 解析が可能です。Lexogen 社独自の Displacement Stop /Ligation 技術を採用しており、ライブラリ調製の過程で断片化が不要です。 1 ngのtotal RNAインプットからライブラリを調製可能です。

特長

  • キットに poly(A) selection 試薬が含まれる
  • 広範な total RNA インプット(1 ng 〜 1 µg)に対応
  • 5.5 時間以内でライブラリ調製可能
  • 増幅バイアス確認用の Unique Molecular Identifiers(UMIs)が含まれる
  • ストランド特異的な解析が可能(> 99%)
  • Unique Dual Indices(UDIs)が付属;インデックスエラーを修正可能

ワークフロー

CORALL mRNA-Seq Kitにはpoly(A) selection試薬が含まれており、試料RNAのpoly(A) selectionを行った後、そのままCORALLライブラリ調製に使用できます。RNA断片化ステップのないプロトコールのため、CORALL技術を用いて4.5時間以内でライブラリを調製可能です。CORALL mRNA-Seq Kitには増幅バイアス確認用のUnique Molecular Identifiers(UMIs)が含まれているため、わずか1 ng の total RNAから調製したpoly(A) RNAをインプットRNAとして使用できます。さらに、CORALL mRNA-Seq Kitには最大384種類の Unique Dual Indices(UDIs)が付属されており、インデックスエラーを修正することで、安定かつ高感度なwhole transcriptome mRNAシークエンス解析が可能です。Poly(A) RNA Selection Kit V1.5とライブラリ調製の精製ステップは磁気ビーズを利用しているため、自動化することも可能です。

パフォーマンス

遺伝子検出

CORALL mRNA-Seqは、幅広いRNAインプット量で優れた遺伝子検出率を有し、低いインプット量でも高感度に検出可能です(図 1)。

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図1. 遺伝子検出率
100, 10, 1 ng のインプットRNAよりCORALL mRNA-Seqライブラリを調製し、検出された遺伝子数をエクソンにマップされた総リード数に対してプロットした。

優れた再現性と感度

10 ngのUniversal Human Reference RNA(UHRR)をサンプルとし CORALL mRNA-Seqの繰り返し実験を行ったところ、優れた再現性が見られました(図 2A)。さらに、異なるインプット量でライブラリを調製した場合でも結果に高い相関性が見られました(図 2B)。

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図2. 優れた再現性と一貫性
A)10 ng Universal Human Reference RNA(UHRR)から CORALL mRNA-Seq ライブラリを調製し、繰り返し実験した際のデータの相関性。
B)100 ngおよび10 ng RNAを使用し調製したCORALL mRNA-Seqライブラリの転写物量(割合)の相関性。

【関連商品】

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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