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記事ID : 33710
研究用

血漿、血清中の1,25-(OH)2 ビタミンDを定量1,25-(OH)2 ビタミンD測定ELISAキット

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1,25-(OH)2 ビタミンDを定量的に測定できるELISAキットです。

背景

1,25-(OH)2 ビタミンDとは

ビタミンDは、皮膚に紫外線が当たることで生成されるか、食べ物から摂取されます。貯蔵タイプのビタミンDは、25-ヒドロキシビタミンDと呼ばれ、肝臓で生成されます。ホルモンである1,25-ジヒドロキシビタミンD(Dホルモン)は腎臓においてヒドロキシ基が付加されることにより生成されます。腎臓で、この反応を担う酵素の1α-ヒドロキシラーゼは、ホルモン(中でも特に副甲状腺ホルモン)によって厳密にコントロールされており、その活性は血清中のカルシウムとリン酸塩の濃度により変化します。

血清中の1,25-ジヒドロキシビタミンDの濃度は通常、代謝に必要な量になるよう自己調整されています。カルシウム代謝のパラメーターを保持するために、1,25-ジヒドロキシビタミンDの濃度が正常の範囲から外れることがあります。血清中の1,25-ジヒドロキシビタミンDの濃度は、まれにビタミンDが欠乏したときに低下します。ビタミンDの欠乏を診断するためには、ビタミンDの前駆代謝物である25-ヒドロキシビタミンDを測定します。

1,25-ジヒドロキシビタミンDの非生理的な欠乏は代謝の乱れによるもので、まれに見られる1α-ヒドロキシラーゼ酵素の遺伝的欠陥か、または、一般的な腎機能不全のどちらかが原因です。かなり軽い腎機能不全であっても、1,25-ジヒドロキシビタミンD濃度の低下が見られます。

1,25-ジヒドロキシビタミンDは、副甲状腺から分泌される副甲状腺ホルモンと共にカルシウム代謝の重要な機能を担っています。腎機能不全の程度が大きくなると、骨軟化や線維性骨形成異常の症状が現れる腎性くる病になります。

腎性くる病は、1,25-ジヒドロキシビタミンD(カルシトリオール)またはホルモン前駆体の1α-ヒドロキシビタミンDを管理することで治療します。尿細管の機能不全では、1,25-ジヒドロキシビタミンDが減少しているか(例:尿崩症、ファンコーニ症候群)、または、比較的低い濃度になっています。一方、1,25-ジヒドロキシビタミンDの非生理的な過剰産生が、肉芽腫症(例:サルコイドーシス)の原因になります。この場合には、腎臓の外の肉芽腫において1,25-ジヒドロキシビタミンDが産生されています。これにより、過カルシウム血症が起きます。また、突発性高カルシウム尿症では、1,25-ジヒドロキシビタミンDが比較的高濃度になっています。カルシウムが不足している状況下で、副甲状腺ホルモンの過剰産生(原発性副甲状腺機能亢進)が原因で、まれに不活性型ビタミンD受容体において、1,25-ジヒドロキシビタミンDの濃度が高くなります。

特長

  • 適用サンプル:血清、血漿
  • 検出限界: 4.8 pg/mL
  • 検出範囲: 5.1〜200 pg/mL
  • 交差反応:
    1,25-(OH)2 Vit D3 100%
    1,25-(OH)2 Vit D2 41%
    Vit D2&D3 <0.01%
    24,25-(OH)2 Vit D3 <0.1%
    25-OH Vit D2 <0.1%
    25-OH Vit D3 <0.01%
    Alfacalcidol <0.003%

構成内容

  • プレコートストリップ, 12 x 8 well
  • 1,25-ジヒドロキシビタミンD スタンダード, 7 x 2.5 mL
  • コントロール, 2 x 2.5 mL
  • 抗1,25-ジヒドロキシビタミンD抗体, 25 mL
  • ポリクローナルペルオキシダーゼ標識抗体コンジュゲート, 24 mL
  • 10 x 洗浄バッファー, 100 mL
  • Tris-HCLバッファー, 30 mL
  • エタノール, 1.5 mL
  • TMB基質, 2 x 15 mL
  • 停止溶液, 15 mL
  • プレートカバー用ホイル, 2 x 1

1,25-(OH)2 ビタミンD測定ELISAキット

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
1,25-dihydroxy Vitamin D, ELISA詳細データ IMD KR2112 1 KIT
[48 tests]
¥77,000

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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