ページの本文へ移動
  • ホーム
  • 商品情報
  • 特集:ウォーターバスやインキュベーターの殺菌・消毒方法

記事ID : 15286
研究用

特集:ウォーターバスやインキュベーターの殺菌・消毒方法

このエントリーをはてなブックマークに追加

Biological Industries 社では、細胞培養や分子生物学の研究室で日常的に使用する全ての器具・機器(インキュベーター、クリーンベンチ、遠心分離機、ピペット、ウォーターバスおよびその他機器)を殺菌・消毒するための溶液を提供しています。

ウォーターバスやインキュベーターの殺菌・消毒方法

CO2インキュベーターのクリーニング・消毒

定期的なクリーニングが大切です。

CO2インキュベーターは、in vitroでの細胞培養を行う全ての研究室で使用される基本的な装置です。組織培養で最も一般的な緩衝系であるCO2-重炭酸塩緩衝系を形成させるために、培養ボトルのフタを若干開けておかなければなりません。

インキュベーター内は、培養ボトルからの培地漏れ、高湿度、適切な温度、水トレイとエアーフローなどの条件から、汚染菌の温床になりやすく、半開きの組織培養ボトルへのコンタミをよく生じます。インキュベーター中で発生したコンタミを迅速に除去することは非常に困難であり、深刻な被害を生じる場合があります。したがって、インキュベーター内部を計画的に清掃・消毒することが大切です。頻度としては、14日ごとまたは最低でも月に一度の清掃および消毒の実施を推奨します。

クリーニング方法

インキュベーターの棚や表面は、洗剤と水で洗浄し、よく乾かします。

Biological Industries 社推奨の方法:

  • インキュベーター表面の消毒:

    Pharmacidal(ファーマシダル:品番 IC-110100)*」の使用を推奨します。本製品は、水銀、ホルムアルデヒド、フェノール、アルコールを含まないスプレータイプ溶液です。

    *Pharmacidal は、真菌(胞子)、細菌(胞子)、マイコプラズマ、ウイルス(HIVとB型肝炎ウイルスを含む)の増殖およびコンタミネーションの防止に対して大変効果的です。二週間に一度、インキュベーター全体に噴霧することをおすすめします。

    • 非毒性および生分解性
    • 非腐食性
    • 使いやすいスプレーボトルタイプ

CO2インキュベーターの水を殺菌

CO2インキュベーター内の湿度の維持に必要な水は、重大な汚染源です。インキュベーター中の水の殺菌用にBiological Industries 社では、「Aquaguard-1 溶液(アクアガード1:品番 01-867-1)*」を推奨いたします。

本製品は、ステンレススチールトレイの劣化を引き起こさない非毒性かつ非揮発性の殺菌剤を含み、非常に有効なコンタミ防止剤です。コンタミの予防的トリートメントは、コンタミの被害を未然に防ぐことができます。また、インキュベーター内に分散した菌が原因でコンタミネーションが繰り返される、という危険も排除します。

*Aquaguard-1溶液は、CO2インキュベーターのウォーターバス殺菌用に設計されています。

ウォーターバスの殺菌・消毒

Aquaguard-2 (アクアガード2:品番 01-916-1)*」は、あらゆるウォーターバスの細菌および真菌の消毒用に設計されています。Aquaguard-2の有効成分は、人体に対して安全であり、推奨濃度で使用した場合に皮膚への刺激性の影響を引き起こすことはありません。

*Aquaguard-2溶液は、通常のウォーターバスを消毒するための製品です。

pagetop

特集:マイコプラズマ対策

マイコプラズマ対策:検出・除去・感染予防試薬

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

お問い合わせ


メーカー・代理店一覧

サポート情報

SNSアカウント

オウンドメディア

※当社のWEBサイトはユーザーの利便性を最適にし、それを保証するためにクッキーを使用しています。
 このWEBサイトの利用を継続することで、クッキーの使用に同意することになります。

© COSMO BIO