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研究用

10種類のアディポカインを一度に定量できる競合的抗体アレイ抗体アレイ「E-シリーズ」(競合法/膜ベース)

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抗体アレイ「E-シリーズ」(競合法)

競合ベース抗体アレイ「Eシリーズ」は、従来のサンドイッチ法のアレイ(CシリーズやGシリーズ、Quantibody)とは異なる、競合的免疫測定法を用いた新しいアレイプラットフォームです。定量的/半定量的なアッセイで、サンドイッチアレイでは評価ができなかった抗原を標的にすることが可能です。

抗体アレイ「Eシリーズ」は、ニトロセルロース膜に抗体を固層化し、ビオチンラベルした抗原ペプチドカクテルとサンプルとを混ぜ合わせたものを反応させることで、ビオチン化ペプチドの抗体への結合のサンプル中の抗原量依存的な競合的阻害を測定します。

この手法には、従来のアレイと比べて以下の大きなアドバンテージがあります。

  1. 抗体が1種類しか使えないようなタンパク質やペプチドを標的にできる
  2. ペプチド抗原のホモロジーの高い配列を使用することで、幅広い種族間を横断的に評価可能

「E-シリーズ」ターゲット

  • ヒト、マウス、ラットのアディポカイン(10種類)に交差性のある抗体を使用

Atrial natriuretic peptide (ANP), C-Peptide, Gastrin, Inhibin-B, Nesfatin, Neuropeptide-Y (NPY), Retinol Binding protein-4 (RBP-4), Resistin, Vaspin, Visfatin

各動物種の血清サンプルにおけるアディポカイン発現量の解析
Figure1. 各動物種の血清サンプルにおけるアディポカイン発現量の解析

 RayBiotech 抗体アレイ概要・選択ガイドはこちら

使用目的

抗体アレイを用いる研究分野

  • アディポカイン&ペプチドホルモン発現のハイスループットプロファイリング
  • 肥満や代謝、炎症、がんにおけるバイオマーカーの探索
  • 臨床試験におけるバイオマーカーレベルのモニタリング
  • 潜在的な分子標的の特定
  • 薬剤作用の分子メカニズムの特定
  • 疾病管理におけるバイオマーカーの探索
  • 疾患の分子分類のための発現パターン探索

特長

  • 高感度(検出下限pg∼ng)
  • 高い特異性および再現性
  • 特に小さい分子量の標的に適合
  • 検出システムを選択可能(化学発光および蛍光)
  • 交差種の多様性(ヒト、マウス、ラット)
  • 少ないサンプル量で、迅速かつ簡便な測定(全行程6時間)
  • 血清、血漿、細胞培養上清で試験済み

構成内容

Semi-Quantitative E-Series: Membrane
(EAA-ADI-E1)
Quantitative E-Series: Membrane
(QEA-ADI-E1)
  • Antibody Array membranes (2 or 6)
  • 1X Blocking Buffer
  • 20X Wash Buffers 1 and 2
  • Biotinylated Peptide Cocktail
  • 500X HRP-Streptavidin
  • Detection Buffers C and D
  • 8-well washing tray
  • Plastic sheets
  • User manual
  • Antibody Array membranes (4 or 8)
  • 1X Blocking Buffer
  • 20X Wash Buffers 1 and 2
  • Biotinylated Peptide Cocktail
  • Standard Peptide Cocktail
  • 500X HRP-Streptavidin
  • Detection Buffers C and D
  • 2X Lysis buffer
  • Protease inhibitor cocktail
  • 8-well washing tray
  • Plastic sheets
  • User manual

測定原理(ワークフロー)

10種類の異なる抗アディポカイン抗体がアレイフォーマットのニトロセルロース膜上にスポットされています。10種類のビオチン標識されたアディポカインペプチドのカクテルとサンプルとを混ぜ合わせてアレイに反応させると、標識ペプチドと未標識のサンプルが競合的に各抗アディポカイン抗体に結合します。洗浄後、ストレプトアビジン-HRP(SA-HRP)をアレイに添加し、抗体に結合したビオチン標識アディポカインペプチドと反応させます。サンプル中のアディポカイン量が多いほど抗体に結合しているビオチン-SA-HRPアディポカインペプチドの量は減少するため、化学発光シグナルの減少率を測定することによりサンプル中のアディポカインの量を計算することができます。

抗体アレイ「E-シリーズ」測定原理
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抗体アレイ「E-シリーズ」

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
RayBio(R) E-Series Obesity Antibody Array 1 Kit, Human詳細データ RBT EAA-ADI-E1-2 1 KIT
[2 Sample Kit]
販売終了
RayBio(R) E-Series Obesity Antibody Array 1 Kit, Human詳細データ RBT EAA-ADI-E1-6 1 KIT
[6 Sample Kit]
販売終了
RayBio(R) E-Series Quantitative Obesity Antibody Array 1 Kit, Human詳細データ RBT QEA-ADI-E1-4 1 KIT
[4 Sample Kit]
販売終了
RayBio(R) E-Series Quantitative Obesity Antibody Array 1 Kit, Human詳細データ RBT QEA-ADI-E1-8 1 KIT
[8 Sample Kit]
販売終了

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品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
Analysis Tool for EAA-ADI-E1詳細データ RBT EAA-ADI-E1-SW 1 PC
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販売終了

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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