
エンドトキシンは、リポ多糖とも呼ばれ、E.coliをはじめとするグラム陰性菌の細胞膜構成成分です。エンドトキシンはプラスミド精製中の可溶化ステップにおいて放出され、エンドトキシン感受性細胞株へのトランスフェクション効率を著しく低下させます。したがって、下流のアプリケーションにプラスミドDNAを使用する前に、プラスミドDNAからエンドトキシンを除去することが必要となる場合があります。Norgen社のEndotoxin Removal Kitは、エンドトキシンレベルを0.1 EU/mg DNA以下まで効率よく低減することが可能です。Norgen社の独自のレジンを用いたスピンカラムにより、効率良くプラスミドDNAからエンドトキシンを除去可能です。