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記事ID : 11835
研究用

Sclerostin 阻害剤の探索に有用 Leading Light® スクレロスチン-LRP 相互作用スクリーニングシステム

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Leading Light® スクレロスチン-LRP 相互作用スクリーニングシステムは、スクレロスチン(Sclerostin)阻害剤のスクリーニング、骨粗鬆症研究に有用です。

  • レポーター遺伝子を持つ改変型 3T3 細胞を利用した Wnt のアゴニスト/アンタゴニストのスクリーニングをする場合は こちら
 

背景

スクレロスチンとは?

スクレロスチン(Sclerostin)とは、SOST遺伝子にコードされ、骨形成の負のレギュレーターとして機能します。

Wntリガンドは、Frizzled(Fz)又はLRP5/6レセプターに結合してカノニカルなWntシグナル経路を活性化し、骨形成において重要な役割を果たしていることが報告されています。スクレロスチンは、LRP5/6と結合し、これによりカノニカルなWntシグナルを阻害します。スクレロスチンに対する抗体は、セルベースアッセイにおいてスクレロスチンが媒介するWnt阻害をブロックし、動物モデルにおいて骨密度を上昇させます。重要なことに、臨床試験で、スクレロスチンに対する抗体がヒトの骨密度を上昇させることも実証されています。

従って、スクレロスチンは、現在行われている骨粗鬆症治療(ビスホスホネート誘導体による処置)より優れた治療法のターゲットであると考えられています。

使用目的

本商品は、スクレロスチン-LRP相互作用に基づく、96ウェルプレートアッセイです。LRP5-アルカリホスファターゼ(AP)及びマルチウェルプレートに固定されたヒトスクレロスチンを含みます。LRP5-APを、スクレロスチンでコートされたウェルの底に結合させ、洗浄工程の後、残ったAPの活性を検出します。スクレロスチンとLRPの相互作用を調節する小分子化合物(抗体、DNAアプタマー、ペプチドなど)を同定するための薬剤スクリーニングにご利用いただけます。

Leading Light(R) スクレロスチン-LRP 相互作用スクリーニングシステムの原理
図1 本システムの原理

特長

  • 高感度化学発光シグナル(シグナルノイズ比≧10)
  • 迅速プロトコール(2.5時間)
  • 細胞株やトランスフェクション試薬の調製は不要
  • 再現可能なハイスループットアッセイ(Z値0.871)

構成内容

  • スクレロスチンマイクロプレート
  • LRP5-AP融合タンパク質(50×)
  • AP(ネガティブコントロール)(10×)
  • アッセイバッファー 13
  • 洗浄バッファー(20×)
  • Acid Green 25(スクレロスチン結合阻害剤)
  • AP基質試薬
  • プレートシール

使用例

Acid Green 25によるスクレロスチン結合阻害
図2 Acid Green 25によるスクレロスチン結合阻害

テックノート

Leading Light® スクレロスチン-LRP 相互作用スクリーニングシステム

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
LEADING LIGHT(R) Sclerostin-LRP Screening System詳細データ ENZ ENZ-61003-0001 96 WELL
¥105,000

【関連商品】

レポーター遺伝子を持つ改変型 3T3 細胞を利用した Wnt のアゴニスト/アンタゴニストのスクリーニングキット

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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