F1-X™は、制限酵素不要でスカー(継ぎ目)のないシームレスクローニングを実現するGibson Assembly®法(ギブソン・アセンブリ法)をベースとした、次世代のクローニング試薬です。Gibson Assembly®の発明者であるDan Gibson博士の監修のもと開発された本製品は、従来のシンプルさを継承しつつ、反応速度、正確性、および自動化への適合性を大幅に向上させています。
最大の特長は、単一のチューブで最大12個のDNA断片のクローニングが可能な点で、特に難易度の高いマルチフラグメント構築において卓越した性能を発揮します。
Gibson Assembly®法(ギブソン・アセンブリ法)の基本原理
Gibson Assembly®法(ギブソン・アセンブリ法)は、制限酵素やライゲーションの痕跡を残すことなく、複数のDNA断片を1ステップでシームレスに結合させることができます。
本手法では、各断片の末端に設計されたオーバーラップ(重複)配列を利用し、相同性のある本部位がガイドとなってアセンブリ(結合)を導きます。これらDNA断片をGibson Assembly® Master Mixと混合し、一定の温度(標準50℃)でインキュベートすることで反応が進行します。この等温環境下で、3 つの酵素活性(エキソヌクレアーゼ、ポリメラーゼ、リガーゼ)が協調的に作用し、最終的に化学結合された完全な二本鎖DNAが形成され、そのまま形質転換などの下流の工程に使用することが可能です。






















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