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FASTK(Fas活性化型セリンスレオニンキナーゼ)はセリンスレオニンタンパク質キナーゼファミリーメンバーであり、Jurkat細胞においてFas誘発アポトーシスの際やFas受容体連結に応答して迅速に活性化型となる。FASTKは、アポトーシス促進性核内RNA結合タンパク質であるTIA1と相互作用してこれをリン酸化する。FASTKは、TIA-1/TIAR活性に影響を与えることでpre-mRNAの選択的スプライシングに影響を及ぼす。FASTKはリンパ球アポトーシスの強力な誘導因子である。FASTKはFas誘発アポトーシスに関与する分子経路の構成成分である。FASTKは、心臓、脳、胎盤、肺、肝臓、骨格筋、腎臓および膵臓に高発現する。