グルコース-6-リン酸デヒドロゲナーゼ (G6PDH)の活性を比光法により定量するキットです。

Glucose-6-Phosphate Dehydrogenase (G6PDH) Activity Assay Kit グルコース-6-リン酸デヒドロゲナーゼ (G6PDH) 活性アッセイキット
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背景
グルコース-6-リン酸デヒドロゲナーゼ (G6PDH)は、バクテリア、ヒト、植物など多くの種に存在する細胞質酵素です。ペントースリン酸経路(PPP)において、G6PDHは、ペントース、リボース-5-リン酸(ヌクレオチド前駆体)、NADPHを生成する重要な代謝を行います。NADPHは脂肪酸合成に欠かせない物質で、赤血球のグルタチオンレベルの維持に関り、活性酸素に対する抗酸化機能を担っています。グルコース-6-リン酸脱水素酵素(G6PDH)欠乏症は、特定の原因(特定の食物、病気、薬物)が引き金となって急性溶血性貧血を引き起こす遺伝性疾患です。
特長
- 高感度:G6PDH 1 mU/mL
- 組織サンプル、浮遊細胞、付着性細胞に適用(*血漿および血清での使用には推奨しません)
- G6PDH酵素スタンダード付属
- 100アッセイ分
構成内容
- G6PDH基質(5×)
- 比色プローブ
- G6PDH酵素スタンダード 1 mL (500 mU/mL)
- 溶解バッファー(5× )
- アッセイバッファー
アッセイ原理
サンプル中のG6PDHがキットのG6PDH基質を酸化し、コエンザイムが生成されます。生成したコエンザイムがさらに比色プローブと反応します。(最大吸収波長 450nm)
使用法
図1. G6PDH酵素スタンダードカーブ(左) と HEK-293細胞ライセートのG6PDH活性(右)
- Lai, Y., Lai, N., and Lee, S. (2017) Ann. Hematol. 96, 839-845.
- Peters, A., van Noorden, C. (2017) Methods Mol. Biol. 1560, 3-13.
- Reclos, G., Hatzidakis, C., and Schulpis, K. (2000) J. Med. Screen. 7, 46-51.
グルコース-6-リン酸デヒドロゲナーゼ (G6PDH) 活性アッセイキット
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
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Glucose-6-Phosphate Dehydrogenase (G6PDH) Activity Assay Kit![]() |
CBL | MET-5081 | 100 ASSAY |
販売終了 |
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について
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