GABAA受容体は、16種のサブユニット(α1-6, β1-3, γ1-3, δ, ε, π, θ)からなる大きな複合体ファミリーのイオンチャネルであり、脳の正常な機能に極めて重要であることが報告されています。このリガンド開口型塩素イオンチャネルは5量体構造を形成し、中枢神経系の主要な抑制性神経伝達物質であるγアミノ酪酸(GABA)によって活性化され、神経伝達を抑制します。
また、GABAA受容体は、てんかん等の神経疾患の治療に対する重要な創薬ターゲットであるだけでなく、鎮静、筋弛緩および麻酔にも重要であることが示されています。
SB Drug Discovery社では、最大20種のGABAA発現細胞株(表1)を用いたパネルアッセイサービスを提供しています。