ioGABAergic NeuronsはヒトiPS細胞由来のGABA作動性ニューロンです。細胞には、ドキシサイクリンで転写因子の発現を誘導可能な「opti-ox」カセットが組み込まれており、細胞融解後、ドキシサイクリンを添加し培養することでGABA作動性ニューロンへ分化させます。
使用目的
- 疾患研究
- 共培養研究
- カルシウムイメージング
- トランスクリプトーム解析
- 微小電極アレイ(MEA)解析
ioGABAergic NeuronsはヒトiPS細胞由来のGABA作動性ニューロンです。細胞には、ドキシサイクリンで転写因子の発現を誘導可能な「opti-ox」カセットが組み込まれており、細胞融解後、ドキシサイクリンを添加し培養することでGABA作動性ニューロンへ分化させます。
細胞由来 | ヒト iPS 細胞 |
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ドナー | 白人成人男性(皮膚繊維芽細胞 ) |
包装 | Small: >3 x 106 cells |
品質確認方法 | ・ 免疫染色 ・ RT-PCR |
推奨播種密度 | 150,000 cells/cm2 |
使用可能なプレート | 6、12、24、96、384 well plate |
本製品はGABA作動性ニューロンの前駆細胞として提供され、推奨培地を用いて培養することで急速に成熟します。bit.bioでの誘導後、お客様には2段階の生成プロトコールを実施していただきます。まず、ドキシサイクリンを添加した推奨培地で3日間の安定期間を経て、その後、細胞を成熟させるメンテナンス期間に入ります。細胞は3日目から使用可能です。
培養後、細胞には急速な形態変化が認められた。3日目にニューロンが確認され、10日目には神経ネットワークが確認された。(100X)
培養12日目の細胞に対して、神経マーカーであるMAP2(赤)とGABA(緑)を用いて免疫蛍光染色を行った。その結果、すべてのMAP2陽性ニューロンがGABAを発現していることが確認された。
(A)
(B)
(C)
(A,B) 培養0 、7、14日目の細胞にシングルセルRNA-seqを実施した。7日までに、99%以上の細胞で主要なGABA作動性ニューロンマーカー(GAD1、GAD2、SLC32A1 [VGAT]、DLX2、DLX5)および神経マーカー(MAP2)の発現が確認された。
(C) 14日目までに、非GABAニューロン系のマーカー(TH、TPH1、CHAT、SLC17A6[VGLUT2]、SLC17A7[VGLUT1]、SLC18A3[VACHT])の発現はほとんど見られなくなった。
培養1日目および12日目の細胞に対して、3つの独立したロットでバルクRNA-seqを実施した。その結果、各日数のロット間でクラスターが非常に近く、高い一貫性が示された。差次的遺伝子発現解析によると、12日目のロット間で発現が異なる遺伝子は全体の1%未満(25000個中5個以下)だった。
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
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ioGABAergic Neurons - Human iPSC-derived GABAergic neurons, Human![]() |
BIT | IO1003S | 1 VIAL [3 x 10^6 cells/vial] |
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ioGABAergic Neurons(品番:IO1003)のAPP遺伝子にV717I変異を導入しています。
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
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ioGABAergic Neurons APP V717I/V717I (CL59) | BIT | IO1081S | 1 VIAL [3 x 10^6 cells/vial] |
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ioGABAergic Neurons APP V717I/V717I (CL70) | BIT | IO1082S | 1 VIAL [3 x 10^6 cells/vial] |
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ioGABAergic Neurons APP V717I/WT (CL65) | BIT | IO1084S | 1 VIAL [3 x 10^6 cells/vial] |
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ioGABAergic Neurons APP V717I/WT (CL54) | BIT | IO1085S | 1 VIAL [3 x 10^6 cells/vial] |
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商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について
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