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HIPK4(ホメオドメイン相互作用タンパク質キナーゼ4)はセリンスレオニンタンパク質キナーゼであり、転写因子の補助抑制因子としても作用する。HIPK4は、invitroおよびinvivo実験においてヒトp53タンパク質のセリン9をリン酸化することが示されており、p53介在性転写抑制に重要である。RT-PCR解析より、HIPK4が肺や白色脂肪組織において適度に発現し、微弱な発現が脳や肝臓でみられることが報告されている。HIPK4発現はさまざまな癌細胞株において確認されている。