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記事ID : 13276
研究用

EBI3、p35サブユニットで構成 ヒト IL-35ヘテロ二量体(Interleukin-35 Heterodimer)

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EBI3、p35サブユニットで構成される、ヒト IL-35ヘテロ二量体(Interleukin-35 Heterodimer)です。

背景

インターロイキン35(IL-35)について

インターロイキン35(IL-35)は、IL-12 サイトカインファミリーのメンバーであり、制御性T細胞(Tregs)によって産生されます。このヘテロ二量体サイトカインは、各1つずつの p35 サブユニット(または、IL-12 サブユニット)および EBI3 サブユニット(または、IL-27 サブユニット)から構成されます。IL-12Rβ2 および gp130 ヘテロ/ホモ二量体を介した

IL-35 シグナルは、炎症反応の抑制に関与します。リコンビナントヒト IL-35 は 442 アミノ酸からなる一本鎖で、推定分子量は 49 kDa です(電気泳動上で観察される分子量は還元条件下で約 75-95 KDa、非還元条件下で約 65-75 kDa)。N末端からC末端にかけて、ポリヒスチジンタグ、EBI3 サブユニット、G rich リンカー、p35 サブユニットから構成されています。

製品データ

図1 精製リコンビナント一本鎖ヒト IL-35(3 μg/レーン)を、還元条件下で、 4-20% Tris-グリシンゲルを用いて電気泳動を行った。その後、下記の抗体 および HRP標識二次抗体を用いて、サンプルのウェスタンブロット解析を行った。 A) ウサギ抗マウス EBI3 サブユニット(品番: PAR-200-EBI3) B) マウス抗ヒト p35 C) マウス抗 HIS
図1
精製リコンビナント一本鎖ヒト IL-35(3 μg/レーン)を、還元条件下で、 4-20% Tris-グリシンゲルを用いて電気泳動を行った。その後、下記の抗体 および HRP標識二次抗体を用いて、サンプルのウェスタンブロット解析を行った。
A) ウサギ抗マウス EBI3 サブユニット(品番: PAR-200-EBI3)
B) マウス抗ヒト p35
C) マウス抗 HIS

図2 ヒト IL-35 ヘテロ二量体(1μg/レーン)を、非還元条件下(-)および還元条件下(+)で 4-20% Tris-グリシンゲルを用いて電気泳動し、CBB 染色を行った。
図2
ヒト IL-35 ヘテロ二量体(1μg/レーン)を、非還元条件下(-)および還元条件下(+)で 4-20% Tris-グリシンゲルを用いて電気泳動し、CBB 染色を行った。
推定分子量は 49 kDa で、電気泳動上で観察される分子量は、還元条件下で約 75-95 kDa、非還元条件下で 65-75 kDa であった(ゲルの種類や解析によって異なる)。

ヒト IL-35ヘテロ二量体(Interleukin-35 Heterodimer)

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
Interleukin-35 Heterodimer, Human詳細データ SBI 100-49 10 UG
¥67,000
Interleukin-35 Heterodimer, Human詳細データ SBI 100-49 100 UG
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