KBM501は、ヒト末梢血リンパ球(T細胞、NK細胞、樹状細胞)の活性化培養に適した培地です。(組換え型ヒトインターロイキン-2:2810 IU/mL 含有)
KBM502は、ヒト末梢血リンパ球(T細胞、NK細胞、樹状細胞)の拡大培養に適した培地です。KBM501を用いて活性化したヒト末梢血リンパ球の拡大培養に使用します。
バック充填型のKBM 502Bもご用意しています。(組換え型ヒトインターロイキン-2:2810 IU/mL 含有)
特長
- ヒト血清アルブミン、ヒトトランスフェリン、組換え型ヒトインスリン、組換え型ヒトインターロイキン-2以外のタンパク質は添加されていません。
- 緩衝能を強化していますのでpHの変動を最小限に抑えられます。
- 抗生物質として硫酸カナマイシンを含みます。
- バッグにはガス透過性に優れた素材を使用しています。その安全性及び品質をプラスチック製医薬品容器試験法(日本薬局方)に基づいて確認しています。
- 「再生医療等製品材料適格性確認書」取得済み製品です。また、原薬等登録原簿及びFDA ドラッグマスターファイルにも登録されています。
使用方法
- 活性化培養の開始時に5〜10%の血清(血漿)を添加してお使いください。拡大培養時には血清(血漿)の添加を省略できる場合もあります。
培養例
【培養条件】
- 細胞: 成人健常者末梢血単核球
- 培地: KBM501(組換え型ヒトインターロイキン-2:2810 IU/mL含有)培養期間を通して非働化済み自己血漿(1%)を添加
- 容器: 抗ヒトCD3抗体固相化12穴培養用プレート
- 培養: 2.7×105cells/mLで播種し、37℃・5%炭酸ガス環境下で静置培養
増殖に応じて、培養物を血漿・組換え型ヒトインターロイキン-2含有培地で拡大培養 - 分析: 培養10日目にフローサイトメトリー法により表面マーカーを解析培養10日目にテラスキャン(細胞傷害試験用自動測定装置)を用いて、腫瘍細胞株K562に対する傷害活性を、蛍光色素の細胞外漏出を指標として測定
KBM 501 (ヒトリンパ球活性化培養用培地)
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
KBM501 [for activation of human T cell, NK cell and Dendritic cell]![]() |
KJN | 16025015 | 500 ML |
¥20,000 |
KBM 502 (ヒトリンパ球拡大培養用培地)
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
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KBM502 [for expansion of activated human T cell, NK cell and Dendritic cell]![]() |
KJN | 16025020 | 1000 ML |
¥16,000 |
KBM502B [for expansion of activated human T cell, NK cell and Dendritic cell, Bag type]![]() |
KJN | 1602502B | 1000 ML |
¥17,500 |
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について