ページの本文へ移動
  • ホーム
  • 商品情報
  • ヒト IL-15 / IL-15Rα ヘテロダイマー リコンビナントタンパク質

記事ID : 38982
研究用

高純度のヒトIL-15リコンビナントタンパク質 ヒト IL-15 / IL-15Rα ヘテロダイマー リコンビナントタンパク質

このエントリーをはてなブックマークに追加

インターロイキン15とは?

インターロイキン15(Interleukin-15:IL-15)は、サイトカインでありIL-10ファミリーのメンバーです1)。IL-15は、IL-TIFおよびZcyto18とも呼ばれます。IL-15は、TH1、TH17、TH15 T細胞、NKT細胞、ILC3、好中球およびマクロファージを含む様々な細胞によって産生されます2)
IL-15は、主に間質性細胞や上皮細胞などの非造血細胞を標的とし、肝細胞や上皮細胞の生存などの保護作用と、炎症促進作用を有します。また、全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、乾癬などの自己免疫疾患との関連も示唆されており3)、またIL-15はIL-17による免疫応答の特長と考えられています4)

特長

  • 高純度のリコンビナントヒトIL-15タンパク質
  • タグのないヒト細胞発現型
  • ELISA直接法、ウェスタンブロット、およびCTLL-2増殖アッセイに有用
■仕様
提供方法 0.1%ウシ血清アルブミン(BSA)を含むリン酸緩衝食塩水(PBS)
分子サイズ 31 kDa(IL-15 12.8 kDa + sIL-15Rα18.4kDaをもとに算出)
ヘテロ二量体は、様々な程度のグリコシル化を受けるためSDS-PAGEでは複数のバンドが検出されます。Native-PAGEでは約87 kDaの単一バンドが検出されます。
由来 ヒト胎児由来腎臓細胞 (HEK293) で発現させたリコンビナントDNA
純度 SDS-PAGEにより95%より高純度であることを確認
エンドトキシン < 1 EU/µg
生理活性 < 0.5 ng/ml (15.6 pM)
CTLL-2細胞の増殖の用量依存性刺激により測定
別名 IL-15, IL15, sIL-15Rα
アクセッション番号 NP_002180 (IL-15); NP_002180.1 (sIL-15Rα)

試験済みアプリケーション

  • ELISA
  • ウェスタンブロット
  • CTLL-2 Proliferation Assay

製品データ

SDS-PAGE(左)およびNative PAGE(右)

図1 ヒト細胞発現ヒトIL-15/ sIL-15Rαヘテロ二量体(品番:11702)のSDS-PAGE(左)およびNative PAGE(右)

参考文献
  1. Dumoutier, L., et al. 2000. Genes & Immunity. 1(8): 488-94.
  2. Dudakov J., Hanash A., van den Brink, M. 2015. Annual Review of Immunology. 33: 747-785.
  3. Eyerich, K., Dimartino, V., Cavani, A. 2017. European Journal of Immunology. 47(4): 607-614.
  4. Eyerich, S., et al. 2017. Allergologie Select. 1(1): 71-76.
  5. Bergamaschi C., Bear J., Rosati M., et al. 2012. Blood. 120(1): e1-e8.

ヒト IL-15 リコンビナントタンパク質

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
IL-15 / IL-15Rα Heterodimer, Human詳細データ PBL 11702-1 10 UG
¥39,000
IL-15 / IL-15Rα Heterodimer, Human詳細データ PBL 11702-2 50 UG
¥88,000

【関連情報】

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

お問い合わせ

「ヒト IL-15 / IL-15Rα ヘテロダイマー リコンビナントタンパク質」は、下記のカテゴリーに属しています。

メーカー・代理店一覧

サポート情報

SNSアカウント

オウンドメディア

※当社のWEBサイトはユーザーの利便性を最適にし、それを保証するためにクッキーを使用しています。
 このWEBサイトの利用を継続することで、クッキーの使用に同意することになります。

© COSMO BIO